あらすじ
「花子とアン」で注目の白蓮が自らを語る、波瀾の半生!!伯爵令嬢として生まれ、望まぬ結婚、そして破婚。東洋英和で村岡花子と友情を育んだ日々、25歳年上の大富豪との再婚。ついに白蓮はすべてを、道ならぬ恋!に焼きつくそうと決心した!!帳の蔭の悲劇の半生。
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Posted by ブクログ
自叙伝(半生)をモデルにした小説です。昭和の初めとはいえ、関係者がほぼ皆生きているという状態で、これを世に出した白蓮女史の勇気と、後押しした村岡花子先生の思いを感じずにはいられません。これでもあまり酷いことは差し引いてあるのだろうと思うと、当時の華族女性の一生がいかに「忍耐」を強いられるものだったかよく分かりました‥‥‥。
Posted by ブクログ
本人による自叙伝ではあるけども、少し脚色もされてるようであえて小説で。
幼少時代から、宮崎龍介の出会う所まで詳しく書かれています。
いや、出会う所は急で、そして急に終わった感じで。
いろんな不幸に苛まれるけど、それをうまく表に出す事が出来なくて独り善がりと取られてしまうというか、空回りしてしまう感じが凄くよくわかります。
華族であるが故の自由さが無い人生だったのでしょう。
ここに書かれてる以後の人生が幸せであれば。
「白蓮れんれん」も読みます。