あらすじ
人気ウェブサイト「デイリーポータルZ」の編集長でありベストセラーシリーズ『死ぬかと思った』の著者である
インターネット界の奇才・林雄司が放つ“ゆるビジネス書”
・なるべくラクして仕事したい!
・プレゼンを適当に乗り切りたい!
・催促するのは気が重い!
・ネットで炎上したくない!
⇒そんなすべての会社員におくる77の裏技メソッド!
・社内より社外での評価をあげる
・相談はメールでもいいが、文句は直接言う
・プレゼンでは資料に突っ込む
・催促メールはしれっと書く
・会議はお菓子を食べながらやるほか
「かっこいいビジネス用語言い換え辞典」&ウェブに掲載された人気記事も収録!
「ペリーがパワポで開国提案書を持ってきたら」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
全体的に楽しい構成となっています。
表立って「こんな工夫を仕事に取り入れてます♪」と声を大にして言えないような、インチキネタがふんだんに盛り込まれており、壮観です。
ふざけた表現で書いてありますが、ビジネスの本質を突いた内容ではないでしょうか。
自分もこんな感じで楽しくお仕事したい!!
巻末特典「ビジネスに役立つ!厳選記事集」が楽しい。
日常をビジネスライクに表現したり、名作をネット広告に置き換えてみたり、異質なものを組み合わせることで生まれる面白さを引き出すことができれば、表現力の幅が大きく広がる気がする。
Posted by ブクログ
タイトルからしてビジネス書をおちょくった本書は、大真面目にふざけることに定評のあるニフティ「デイリーポータルZ」の編集長がその力まない仕事スタイルを語ったもの。
この仕事スタイルは素晴らしい!"人間の業を肯定する"と宣言する著者の姿勢、哲学にまで昇華したそれは、もやは人類の模範と言ってよいと思います。
◯具体的に言うと、早起きしたくない。いま実は会社に行くのが昼過ぎである。その分明け方まで働いている日もあればよく寝てる日もある。この働き方を維持し、いかに努力しないで済ますか、ということに関しては、普通の人より工夫してきたつもりだ。
◯ついでに書いておくと、なにか失敗したときの言い訳は「コミニケーション不足」が一番汎用性が高い。…スキル不足だと決定的にまずい感じがするが、コミニケーション不足なら特定の誰が悪いわけではなくただ不運だったという空気になるのがいい。(ほんとは原因があるんだけど)
◯会議でのディスカッションが真面目にならないように、会議では山盛りのお菓子を出すようにしている。お菓子を口に入れた人がなにを語っていても真実味がないからだ。パサパサとこぼれるブルボンのルマンドなど最高である。…そのうち自分であんこを詰めるも最中も出してみたい。あれは話しにくい。
Posted by ブクログ
DPZ WEBマスターの林雄司氏による、力を入れずに仕事をこなすメソッド。ほんと、サブタイトルにあるように「普通の人にはそこそこ役立つ」。催促など、楽しいだけではすまないところも重くならずに対策が講じられてるあたりが、この本のまさに実用的なところ。
また前書きにある「いかに努力しないで済ますか、ということに関しては、普通の人より工夫してきたつもりだ」というところも、ハックの思想に通じていて好感。
Posted by ブクログ
おちゃらけて書かれているが、思い付きで書かれている、面白いだけの内容のない文章ではなく、
世の中のよくわからないルールを笑い飛ばし、本当に大事なことを、ふざけながら書き、重くならないように伝えている感じ。
自分のアウトプットが、良いこと言ってるんだけど、生真面目で面白くないんだよな、となったら読み直すとよいと思った。
Posted by ブクログ
タメになる、と思って読むと肩透かしを食らうのかな?
ワタクシはジャストでそうそう!と思えました。
知識や学術的な理論を読みたければ学術書を読めばいいので、こういうビジネス書に求める所としては自分の考えていることが共感を得られる物なのか、もしくは自分の中で形に出来てない考えが形になるような物なのかが個人的には重要です。
面白い言い回しで脱力系とも言えるような内容ですが、普段自分が心掛けている事、心掛けたいなぁと思っている事ばかりだったので共感できました。
言葉だけポジティブを気取るのではなく、こういう風に力を抜いて何事もほどほどに楽しんで取り組むことが重要です。
本当のポジティブってこういうことなんだなと思いました。
Posted by ブクログ
読み終わっても、笑いと頷きが止まらない感じ。
仕事を楽しくするマインドやテクニックに溢れた一冊。仕事は楽しいのが一番だけど、必ずしも楽しい仕事ばかりではない訳で、愚痴る暇があったら楽しくしちゃおうということ。
最後にもっとも共感して、もっとも難しいと感じがちな(≠難しい)一言。「楽に仕事をするためには好きなことを仕事にするしかない。」
Posted by ブクログ
林雄司の世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書を読みました。
デイリーポータルZという面白いサイトの編集長をしている著者が、楽しい働き方をするためのメソッド集を書いています。
社内でごまをするよりもちゃんとサイト作って世の中にごまをすっていったほうがいい。
何か失敗したときの言い訳は「コミュニケーション不足」が汎用性が高い。(スキル不足だと決定的にまずい感じがするが、コミュニケーション不足だと運が悪かったと言う空気になるのがいい)
大事なのはサイトが続くことである。
お酒の勢いがないと言えないことは、たぶんお酒を飲んでいないときに言った方が良い。
お詫びでいちばん手っ取り早く、早く収まるのは電話することである。(お詫びはプレイだと思ってのぞむと俄然やる気が出てくる)
...といったメソッドが77個書かれています。
面白サイトのノリで書かれたスキル集ですが、参考になることも多いので仕事に活かしていきましょう。(本当か!?)
Posted by ブクログ
いかにキチンとやってるように見せるか?というテーマの本かと思いきや、根底にはいかに人を楽しませるか?という著者の考えがあり、twitterで面白いツイートしようとたまに考える身としてはなかなか興味深い内容だった。
いいバランスの適当さはたいせつだと思った。
Posted by ブクログ
仕事は愚痴まみれでやるよりも小さなことでも楽しんだほうがいいよね、ってつくづく思わされました。”DPZができるまで&現場”的な内容も読者としては面白かったです。