【感想・ネタバレ】レアルとバルサ その背中あわせの歴史 2大クラブを大局的に読み解くのレビュー

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Posted by ブクログ 2015年08月31日

 リーガ・エスパニョーラに長らく君臨する二チーム、バルセロナとレアル・マドリーの歴史を辿った一冊である。
 非常にコンパクトに、各年代におけるトピックがまとめられている。その事績を追っていく上では有用な一冊だろう。
 その一方で、これはあくまで個人がまとめたものであるという点は注意しないといけない。...続きを読むいくつかの点で私見が述べられているが、それが正しいかどうかは各々で吟味する必要がある。
 コンパクトであることも、あまりにさっぱりしすぎていると解して間違いではない。90年代以降はより紙面が割かれている印象があるが、それでもワンシーズンあたり1ページも割かれていない例が多い。

 俯瞰するのには向いている。知識が足りない自分には向いた一冊だっただろう。星四つと評価したい。

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Posted by ブクログ 2012年03月25日

(歴史)戦術評論家としての価値を一気に高めているだろう西部謙司氏のレアルとバルサ(スペインサッカー論)

冒頭は、今の監督、レアルのモウリーニョとグラウディオラの対比から始まり、2章からは、創立からのそれぞれの黄金時代と日の当らない時代を人物にスポットを当てながら、現代までの流れを書いている。

...続きを読むペイン・サッカーの二大巨頭であるとともに、世界のサッカーのリーダーたる両クラブは、宿命のライバルであるとともに、よき好敵手の存在によって、お互いに切磋琢磨しているクラブ同士だと思う。

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