あらすじ
ベストセラー『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』の著者が、入社間もない若手社員から、新しい仕事に挑戦するベテラン社員のために書いた、仕事の基本に立ち戻れる本。仕事が合わない、会社で学ぶものがない、やりたいことがわからない――そんな人の突破口となるのは「脳のパラボラ力」と「心のズーム力」だ!脳のパラボラ力で情報を集め、「感動の種」をキャッチする。心のズーム力で、数多くの種の中から好きなモノやコトを発見する。2つの力を起動し続けると、一生続けたい「何か」が見えてくる、と著者はいう。「どんなに小さくても結果を出そう」「15分で初対面の人を喜ばせる準備をしよう」「全員賛成でなくても、気にしない」「訪問先への到着3分前にも情報収集」「会話もメールも“ありがとう”でおわろう」など、すぐやりたくなる行動・対人法・心がまえを開陳。必ずすべてがうまく回りだす!部下を持つ人にも役立つ1冊。
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Posted by ブクログ
テーマは「脳のパラボラ力と心のズーム力」。前書きにこテーマが良くまとめられているので、先ずは前書きを一読されるのをお勧めします。スッと読めて、スーッと気持ちに入ってくるポジティブ&アクティブ思考と行動のエッセンスが詰まった本でした。久米信行氏の「すぐやる!」シリーズの前に読むと、何から「すぐやる!」のか、何を「やりぬく!」のか、何故そうすると楽しくて、(深い意味で)「楽」なのかが分かりやすいと思います。
そういう意味合いで、久米氏の著書には一本筋が通っているなぁと思いました。
また、「今」を生かしているのも久米氏の著書の特徴だと思います。今回の著書でもスマートフォンやフェイスブックなどの「今」を特徴付けるツールを最大限に利用してみませんかという提案がなされています。この「今」を代表するツールが、著書を重ねてもなかなか古くならないのも、面白い点です。「今」を厳選してお知りになりたい方にもお勧めです。
題名が若い社会人にターゲットを絞っている感が強いので、題名に当てはまらない年代や環境の人は見逃しやすいと思われますが、仮題としても発表されていた「脳のパラボラ力とここのズーム力」、このテーマはあらゆる世代に必要なものだと思われ、またこのテーマに沿った実践提案となっています。一読をお勧めします。