あらすじ
中高一貫教育の進学校に進むものの偏差値30の落ちこぼれ高校生が、「日本の教育を変えるために政治家になろう!」と東大を目指す。
とはいえ、過去問の問題文の意味すら理解できない。
そんな著者が試行錯誤の末にたどり着いた勉強法は、「音読」と「なぜ」と「納得」の追求。
読んでも、書いても覚えられないから、音読して聴きながら勉強したら頭に入ってきた!
まずは「現代文」から始まり、どんな文章も100回音読すればわかる、と
英語、数学ほか他の教科についても同じ方法をとりながら成績を上げていく。
また、幼いころからの「なぜ?」の答えを突き詰める探究心と
自分で「納得」したこと以外はやらない姿勢も、その勝因だった。
そして見事、東大に合格。
その後も、「声に出す音読→頭の中で声に出す音読→速音読」とテクニックには磨きがかかり、大学生活、学生起業、新しいビジネスの立ち上げ……とつながっていく。
本書は、著者の半生をたどりながら、著者が自ら開発&体得した「音読=耳から学ぶ」勉強法を中心に、学生~ビジネスパーソンに「革命的]ともいえる勉強についての方法を説く。
単に勉強のテクニックのみならず、将来のビジネスをも左右する勉強の仕方について紹介する画期的な勉強本。
●第1章:落ちこぼれ中高時代の勉強革命
●第2章:偏差値30からの勉強革命
●第3章:学生・社会人の勉強革命
●第4章:自ら行動を起こす勉強革命
●第5章:ビジネスのための勉強革命
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Posted by ブクログ
非常にお勧めできる本。
というのも私はこれで全ての教材を音読し、
あれほどわからなかった理科がわかるようになった。
勉強と言ってもビジネス書なり
美術の本なりエロなり、色々あるけれど
とにかく音読していくことで、親近感がわく。
正直、この本がなかったら音読に目も向かなかった。
ありがとう
Posted by ブクログ
勉強革命 上田 渉
■■■■■■総評■■■■■■
上田さんの自叙伝。東大の受験目的など、考え方が素晴らしい。
自分に軸があり、目標がしっかりしている人はカッコいい。
■■■■■■引用■■■■■■
「なぜ勉強しないといけないのか?」を再発見する
オリジナルの勉強法を編み出す
音読をすると言語能力が上がるというのは、研究で証明されている。
英語勉強法:発音記号をマスターして、その通りの発音をマスターして、そして単語をその発音記号どおりに覚えるという作業を続けていたら、英語力がどんどん上がっていった。
普通の人でも真剣に英語を習得したいと思ったら、何歳から始めても上達する。
セミナーや講演会は目を閉じて聴覚に集中する。
名著は何度も音読し、聞き込んで、頭に染み込ませる。
自分と違う考えの人を、特に大切にする。