感情タグBEST3
Posted by ブクログ
とても綺麗な小説でした。
そしてとても哀しくて、とても幸せな小説でもありました。
「川」が描かれていない場面でも常に水の音が聴こえて、飛沫のにおいがするようで、時々無性に鼻の奥がつんとなりました。
ラストシーンの程近くで時系列の全てが繋がって、主人公の視点の位置が分かったとき、ここまで読んできてよかったと本当に思った。ここまで辿り着けて、もう一度巡り会うことができて本当によかった。
奥深い高山の古民家を見下ろす景色と、「ここから上が雲」というその家の静かな佇まいは本当に穏やかで、綺麗で、鮮やかで、
この小説のラストシーンにはこれ以外ないというくらい、美しい景色だった。
Posted by ブクログ
美しい文章にその情景に取り込まれる
風景描写がすごい
水や風の音やにおいまでこちらに
恋愛、すごい恋愛
家庭のある男女、死別、そして40年
小説の視点が分かってハッとなる
たおやかで強い女性
≪ 忘れない それが復習 運命の ≫