【感想・ネタバレ】日本に殺されず幸せに生きる方法(あさ出版電子書籍)のレビュー

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ネタバレ

タイトルだけ見れば「えっ?」と感じるが、内容を見れば納得できるタイトル。

将来、自分が介護される身になるかもしれないし、その場合は、家族にかなりの苦しみを与えてしまうし、何も産まないという事が分かった。

また、働き方や、我々消費者の認識を少しずつ変えれば、日本という国にはまだまだ希望はあるとも分かった。

「自分が良いと思った、信じたからやる。」という言葉も印象に残ったし、自分の信じた道を突き進みたい。

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2013年07月04日

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月刊メイロマ。トゥギャッターにまとめられてるのも、ツイートの延長みたいなフロー情報で、発言内容の極端さというか、過激さが強調されている気がする。ストックとしてまとめられた著作を読むと、メイロマさんの言わんとしていることの本質が掴めると思う。ツイートに共感できる人は是非どれか一冊手に取ってみてほしい。

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2013年05月20日

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日本人は時間にルーズ

この言葉には、確かにそーだと思わされた。視点を帰ると同じものでも違うように見えてくる。副業したり、旅行に行ったりして、いつもと違う環境に身を置くことで、見えてくるものは変わるんだなぁ。分かってはいたけど、再認識した、

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2015年08月21日

Posted by ブクログ

著者の作品を読み漁る中の一つ。

日本語で、国内の媒体にあたっていると、世界に限りがある中で、
こうして海外から見た、客観的な視点を母語で読める貴重な機会。

読んでいて、そんなことないでしょ?そこまでしなくてもよくない?
一見したら耳触りのよくない、目を背けたい事実があるかもしれませんが、
目を背けてはならないなぁと感じることが、いっぱい詰まっている。

これからの世の中でも生き抜いていく!
既に目覚めている人はもちろん、周りの友人と一緒に読みたい、
そんな一冊。

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2015年08月15日

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イタリアの仕事に対する対応や、月給と物価の関係などがここまで酷いものだと話し知らなかった。
日本はイギリスを見習った、自由に働いたり、自分の生き方働きかたをできる環境に進めていくことが筆者の、現状の日本に対する回答。

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2015年06月24日

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英国の見方が偏向しているのではないかと感じるが、対比されているイタリア、スペインの話を見ると、それも程度問題だろうかとも思う。
日本が外から見て異常だというのは当然だろうが、日本から逃げ出す以外の方法で逃れ得るものだろうかというところが、疑問。

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2014年03月17日

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将来の働き方を考えさせられる本。とかく日本の未来は悲観的といった論調が多い中、確かにこのまま何もしなければ、そうなるけど、まだまだ個人一人ひとりが殻を破っていけば何とかなるのではといった風に前向きにさせてくれた。世の中にあるいろいろな「仕組み」に一番の問題があるということにも気づいた。ルールや仕組みを変えることが難しいため、その中での考えに自ずととらわれている。もっと「仕組み」の枠を超えて、考えていこうと思う。

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2013年09月01日

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発売日直後に購入していたが、ここに記録を残すのは3か月も経った今となってしまった。著者の前2作と同様に、これまで培われた自らの考え方を点検してくれる本だった。一読すれば、労働環境(長時間労働)、介護といった福祉全般の先行きの暗さを漏れなく思い出させてくれる。これに、限定的でない福祉的な高等教育の機能整備を加えることなど、絵空事かと思ってしまう。

意外だったことは、イタリア・スペインでは、上司がいるためがゆえの残業。お付き合い残業、同僚とダラダラしゃべる残業が蔓延していることだ。サッサと仕事を終え、オペラを観に行ったっり、するイメージだっただから。

4章では、時間感覚の無さや労働生産性の低さを改善することが、経営者層・労働者層の課題と指摘されている。ただ多くの現場では、そうしたことをまだまだ議論の俎上に乗せる雰囲気は無く、「タイムマネジメント」なる言葉を発しようものなら周囲から浮くこと請け合いである。といっても仕方がないので、日々の課業に自分なりの工夫を施しながら、効率的に責務を果たすしかないのが実際のところだ。ただ、効率よい働き方によって出した成果に対するモチベーションやインセンティブは不十分と考える。

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2013年08月20日

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ネタバレ

チェック項目26箇所。本書は「働く」によりフォーカスします。「問題点」を直視することは、誰にとっても簡単なことではありませんし、楽しい活動でもありません、しかし、「何が問題か」を可視化しないと、問題は解決できないのです。本書では日本の重大な問題である「介護」にも触れています、「自分には関係ないや」と思っている若い人にこそ、ぜひ読んでいただきたいと思っています。日本はまだまだ本当の危機ではないし、今の時点で多くの人が「何をするべきか」に気づけば、必ず立ち直れます、決してイギリスを礼賛しているわけではなく、日本よりもはるかに悪い状況だった国がどのように立ち直ったか、イギリスをケースステディとして日本が取り組めることを考えていただきたいのです。自分は一体何ができるだろうと考えている方、ぜひ本書を読み進めてみてください。毎日苦労して働いて生活保護よりも少ない給料を稼ぐよりも、いっそ刑務所に入ってしまったほうがマシかもしれません、決められた作業をやっていればよく、お客さんのクレーム対応はありません、上司はいないのですから、成績が悪いと怒られることもありません、何も売ってくる義務はありませんから、営業ノルマもありません、病気になれば無料で治療を受けることも可能です、家賃や食費に衣服費の心配もありません、毎日規則正しい生活を続け、会社員をやるよりも健康的でストレスの少ない生活を送れるかもしれません、日本の多くのサラリーマンは、実は刑務所にいる囚人よりも悲惨かもしれないのです。「カローシ」は美徳でもなんでもなくて「北朝鮮では餓死者が出ました」並みにびっくりするようなことであり、「まったく信じられないこと」なのです。医療や介護は本当に成長産業なのでしょうか? 「成長産業」と言うためには、「その産業のために使ったお金が別の形で戻ってくる」必要があります。高齢者に医療サービスを提供しても、確かに高齢者は健康にはなりますが、働いている人達ではないので、健康になって何かを生み出してくれるわけではありません、高齢者のためにお金をいくら使っても、その使ったお金が戻ってきたり、大きく増えることはないのです、介護に関しても同じことです、介護は病気であったり、体が不自由なお年寄りの世話をするサービスで、新しいサービスや商品を生み出す活動ではありません、何かを生み出す活動ではないのに、「成長産業」と言われているのです。公的セクターは入ってくるお金の総額が決まっています、事業者は決まっている費用の奪い合い、椅子取りゲームをしているに過ぎないのです、公的セクターでは儲けたければサービスの質を落として経費を抑えられるだけ抑える、それしかありません。介護は本当は成長産業ではないので、働いている人に支払える金額に限りがあります、そのため介護従事者の待遇は悪く、稼ごうという強い意欲のある人は介護の担い手にならないのです。実際介護に関わればわかりますが、おむつ代は月に数万円かかることもありますし、介護しやすい衣服なども必要です、要介護者は自力で病院には行けませんので、タクシーなども頻繁に使用することになります、親が一人暮らしの場合は自炊できませんので配食サービスが必須になります。日本では少なくない人が、脳血管疾患や糖尿病などの生活習慣病が原因で体調を崩し、介護が必要な状態になっています、原因は、先進国としては突出している長時間労働や仕事のストレスなどです、今、要介護になっている人達は、行動経済成長期に粉骨砕身、減私奉公で休みを惜しんで働いてきた人達なのです。フランスやイギリス、ドイツやオランダに北欧諸国では、病気になった場合は、有給休暇と別に病気休暇を取るのが当たり前です、休暇を取ってゆっくり休まなければ働く効率がガクンと落ちるからです、人間は機械ではなく動物ですから、休みなく働き続けるのは無理です。私はイタリア人の知人は甥っ子がゲイですが、その人は高い教育を受けた知識労働者に関わらず、親戚が「あれは病気だ」と言い出しました、親戚はは勝手にいろんな人に「ゲイの甥っ子を治したい」と相談し、「病気に違いない」と決めつけた人達を巻き込んで大騒ぎしていました、彼らはとにかく例外や、「人は誰も一緒ではない」ということを認めたがらないのです、イタリアに比べると、村社会と言われる日本でも、なんて自由があるのかと思います。ギリシャはすでに財政破綻し、スペインやイタリアの財政悪化ぶりも、連日報道されている通りです、仕事を見つけるのも大変で、イタリアの場合、15歳から24歳の若者の失業率は36%、スペインとギリシャは50%を越えています。日本は世界第3位の経済大国で、まだまだ豊かなのです、日本の街をぱっと見回してみましょう、駅やバス停はよく整備されていてきれいで、ゴミは落ちていません、電光掲示板があるハイテクバス停だってあります、駅の構内に麻薬中毒者や麻薬操作犬、ホームレス、ジプシー(ロマ)などは見当たりません、雨漏りもありません、駅の構内には一流洋菓子店の売店があったり、地下街と繋がっていて買い物ができるようになっています、地下街に買い物客目当ての強盗はいないので、機関銃を持った警備員が立っていることもありません。夏の休暇に家を空けておくとかなり高い確率で窃盗に入られて家財を全部持っていかれてしまう、という状況も聞いたことがありません、最悪な時期のイギリスに比べたら、日本は本当の危機的状況とは言えないのです。仕事に関して、最後に日本では数年前からニートが問題になっています、ニートという人々がいるということ自体が、「日本は豊か」の証拠なのです、そもそも、親が成人した子供を養いつつ普通に生活できてしまう、というのが大変先進国的なことなのです。ニートの人々は、発展途上国の人が一生かかっても持てないような物を持ち、発展途上国の富裕層よりもよい生活をしている可能性があるわけです、自分の意思で働かないことを選べる(働かなくても死なない)社会が豊かなのは、間違いありません。イギリスは日本よりも出生率が高いので高齢化が穏やかなのです、2009年のイギリスの合計特殊出生率は1.94です、日本は1.39ですから大きな違いがあります。出生率の高いフランス(1.99)やスウェーデン(1.94)では、かつて出生率が1.6台まで低下したことがありましたが、家族へ経済的な手当てを提供する代わりに保育サービスを充実させ、出産や子育て、就労に関してサポートを充実させることで出生率を回復しました。ヨーロッパは新興国のブラジルやインド、資源が豊富な移民国のアメリカやオーストラリアに比べたら、資源にも気候にも恵まれておらず、人件費も高いです、これらの国と競争してけいぞ財力を高めるには、資源などに頼らずに富を生み出す仕組みを作り出していかなければなりません、その1つが、効率的に働く仕組みを作ることです。効率的に働く、とは、今あるお金や人から最大限の効果を生むということです、それには、優秀な人が効率的に働く仕組みを作り上げるのが確実なのです。嫌で仕方ない仕事をしていると、なんらかの形でその弊害が出てきて私生活がメチャクチャになってしまいます。仕事を見つけるとは、誰かとお見合いをするようなものです、人それぞれ性格が異なるように、仕事とは人間の活動が元になっているので、それぞれ性格があるのです。日本で、特に女性に強くあるのが「同調圧力」です、何か新しいことを始めると言うと「やめなよ。うまくいきっこないから」と言ってくる人が9割です、それは本気で心配して言っているのではありません、「自分と同じと思っている人がうまくいって上のレベルに行くのは面白くないから、足を引っ張ろうとしているだけ」なのです。会社の外でも通用する技能なりスキルなど「汎用性の高い能力」(その知識や資格を使って何かお金をいただくことができる)を普段から磨いておかなければありません、普段から、会社の外で様々なことをやり、実務で磨くのが一番です、一番よいのが、副業をしてお金を稼ぐことです。なるべく本業で得たスキルや、自分の元々持っているスキルとやりたいことが合わさり、さらに、副業をすることで、新たな人に出会ったり、何かを学ぶことができればよいのです、人様の役に立つことをやっていれば、収入は自然についていきます。先が見えない時代だからこそ、普段会社で仕事をしている場合でも、常に「私のしていることの付加価値は何だろう? この活動には 意味があるのか?」と自問自答しながら働くことが大事です。私達1人ひとりが「いいサービスをしてくれたから、ちょっと多く払います」と言えれば、それだけで余裕が生まれます、その積み重ねが、日本に今までなかった別の豊かさをもたらすのですから。1人ひとりが変わる意識を持ち、行動に移していけば、この国は、世の中は、必ずよい方向に向かうと、私は考えます、日本人には、それだけの力があると信じています。

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2013年05月18日

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日本はひどいが世界はもっとひどいって内容だったと思う。
日本の生産性の低さは主婦という実際は無職の人も働いてるとカウントされてるから平均すると生産性が悪くなってるらしい。

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2021年12月23日

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日本、イタリア、イギリスなどの労働環境
特にイギリスの不況とサッチャーの改革
選択肢を多く持ち会社に依存しすぎない生活をすること

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2018年11月23日

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ツイッターの論客?のめいろま氏の本。
イギリスでは、という話かとおもいきや、日本は日本のいいところがあって、と意外でした(笑)。
日本の問題はカローシ、だけではなくて、労働システム、社会のシステム、なんだなあ、と改めて実感。
この本に書いてあることがすべて正しいとは思わないけれど、こういう意見もわかったうえで、どう自分が考えるか、どこまで賛成でどこから実感できないか、で自分の考えのポジションがわかるのかなあ、と。
自分は現状肯定派ではないことを実感し、かといって、イギリス万歳でもないなあ、と感じた次第。

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2015年02月25日

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Twitterなどで何かと話題の著者ですが、読んでおそらくとても愛情深い方なのだろうとおもいました。

過激とも取れる内容も、どうにかしなければいけないのに、という憤りの気持ちに端を発しているのではと思います。

介護と働き方については私の年齢を鑑みても全く他人ごとではないし、現実をきちんと見ねばならないと強くおもいました。

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2015年01月28日

Posted by ブクログ

残業時間と過労死や疾病との関係、それを防ぐための制度、実情がわかりやすくまとめられている。それによって引き起こされる介護問題についても詳しい。

なぜ変わらないかという点から南欧との類似点も示され、厳しい指摘もある。ただそれは日本への愛情ゆえのものであると感じた。著者は、日本はまだ立ち直るチャンスがあると説く。

不況先進国イギリスの描写は生々しい。痛みを伴わない改革は難しいので、どう折り合いをつけるか参考にしながら政策を進めたいところ。一個人としての対応もしたい。

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2013年08月26日

Posted by ブクログ

◎1000円
●かなり自律した『強い人』の意見。
●少し偏っているが、全体的に面白い見聞が得られる。
●第六章のような内容が、言われないと分からない人が多い日本が空しい。

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2013年06月09日

Posted by ブクログ

前著に続いて、日本と世界の比較から、日本の労働環境に感じる違和感をまとめた一冊。

著者曰く、今回は労働を主題にもってきた、とのことだが、2冊も似たようなテーマで書いているのは否めず、改めて一冊出す必要があったのかは少々疑問。

イギリス在住ということで、イギリスに関する著述は経験が豊富なのだとは思うけれども、他のヨーロッパ諸国の経験は果たして豊富なのだろうか。イタリアのダメっぷりを一つ二つの経験を誇張して書いてないだろうか。そのあたりに疑問が残る。

そして労働環境を変えるためにはスキルを磨け、その元手はお金だ、というのであれば、尚更他の本の主張と特に差異もない。
会社にしがみつくような生き方はしたいと思わないし、内容自体には共感もあるのだが、なんだか少し纏め方が軽すぎやしないだろうか、というのが印象。

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2013年06月09日

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