【感想・ネタバレ】ハヤチネ！3巻のレビュー

福盛田藍子

[ブクログ · ★★★★☆]

　夏休みが終わって、ついに誠司も学校に行くことに。また一層世界が広がり、岩手LOVEが加速する第３巻。

　賑わう場所。舞台が学校に移り、新キャラも続々と出ました。子供がいるだけで賑やかになるっていうのはどこの地域でも同じですが、田舎だとより目立ちます。ナオの神楽継ぎ、アキラの心の穴などその場所に住まう人々の問題を描いていましたが、それも子供たちが集う賑わう場所だからこそ悩んだり嬉しくなったりする場所が作られてるんだろうなぁと思いました。フクロウみたいな猫の校長とか可愛いですなぁ。

　岩手県らしい宮沢賢治の話や祭り、食物などそういった部分を絡めながら進行していくので雑学面からも面白いです。宮沢賢治もので一本しっかり描いてみてほしいな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

購入

今巻から学校の描写があり、登場人物が広がって楽しい。
題材として「がんづき」が描かれていたのが嬉しかった。
IKM3が今後も活躍してくれるといいな。