あらすじ
伊勢式年遷宮で2013年の相場がわかる!
2013年、その経済サイクルに大きな転換点が現われる。1300年続く伊勢の式年遷宮である。20年に1度、天照大神が祀られる内宮が建て替えられ、古の時代からその社殿は交互に「米の坐(こめのくら)」「金の坐(きんのくら)」と呼ばれてきた。
実は、経済サイクルの研究家の間では、「米の坐」「金の坐」それぞれの時代に起こる社会事象には、一定の傾向があることが知られている。来るべき「金の坐」の時代に経済は動乱期を迎えるとされるーー。
投資で成功をおさめ、大きな富を手にした人はどのように未来を予測し、相場を制してきたのか? 未来予測の達人・菅下清廣氏は、「過去に一定のパターンで繰り返されてきた経済のサイクルを捉えて、それを未来に延長する」という手法で、数々の“経済予言”を的中させ、政財界、投資家の間で絶大な信頼を得てきた。
では、実際に2013年に相場はどう動くのか?
日本の長引くデフレは終わるのか?
米国のドル覇権はいつまで続くのか?
中国の経済成長に陰りはないのか?
日本株は? 通貨は? 金は?
これらを徹底予測し、経済動乱の時代にこそ役立つ投資のテクニックをまとめたのが本書である。
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Posted by ブクログ
算命学を図に著したP47、50、51がとても興味深かった。
この計算でいうと、2018年は経済確立期(~8年後まで)
式年遷宮のサイクルで見ると、2018年は金の座×凶の段階。
以下後半は流し読み
以下ライブ感想文
式年遷宮のサイクルは20年。国民の生活の安定を暗示する米の座と、戦争や動乱を暗示する金の座の2サイクルに分けられる。別のサイクルでは、米の座・金の座を合わせた40年には、吉と凶がある。金の座は、常に吉凶の40年サイクルの後半にあたり、その直前の米の座では金の座でおこる吉凶の前触れとなる事象が起こる。
算命学、国家は10年単位で5つの時代を過ごし、盛衰を繰り返す。起点はその国が憲法を発布した年。動乱期→教育期→経済確立期→庶民台頭期→権力期。50年で一めぐる。
金の座が暗示する外交問題・戦争・動乱はインフレーションを誘引する大きな要因。戦争リスクはペーパーマネーのの信用を低下させさらにインフレを高進し資源と物資の値上がりを引き起こす。
20年サイクルはクズネッツ・サイクル(建設投資循環)や商品市状の18年サイクル(商品(金や石油などの製品コモディティ)とペーパマネーが交互に値上げ、値下げを繰り返す)がある。