【感想・ネタバレ】寂花の雫のレビュー

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Posted by ブクログ

父と夫を事故で亡くし、京都大原で出家でもしたかのように人との関わりを避け、ひとり静かに民宿を営む珠子。そこへ泊まりに来た謎の男から自分の知らない夫の真実を聞く。 いつもの花房作品とは違い、官能的な描写もあるけど、それよりも憎しみや執着から、悲しみや愛する切なさへの心の動きに惹きつけられ、終盤は一気に読み切ってしまい、しばし放心状態でした。花房作品の中で一番ですね。大原へも行ってみたいです。

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2022年12月30日

Posted by ブクログ

 文章が上手いので更にエロ描写(情景)が引き立っている。女性作家の官能小説っていうだけで期待薄だったが、この小説はエロぃ(笑 

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2017年03月13日

Posted by ブクログ

嵯峨野を舞台にした物語で、読んでいく内に嵯峨野の四季を感じることもできる。静かに生きようとしている一人の女性の寂しさと逞しさ、性を感じることのできる作品である。帯には性愛小説と書いてあるがけしてエロチシズムな本ではない。

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2012年08月19日

Posted by ブクログ

父と夫を同時に亡くして京都の大原でひっそりと暮らす女性の話。
京都の自然の美しさが感じられる。
うたい文句にある性愛小説という感じのものではなかった。

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2012年09月13日

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