【感想・ネタバレ】統合失調症の個人面接ガイドブックのレビュー

あらすじ

個人面接は,統合失調症の治療とリハビリテーションの軸となる重要な時間,薬物療法と社会参加支援とともに大切な支援です。疾患と治療の丁寧な説明に始まり,面接室の外で起こっていること,当事者とご家族の日々の生活と人間関係について多職種協働チームも交えて話し合い,生活臨床と認知行動療法をベースに危機をのりこえていく。はじめて主治医となる方,日々の診療に悪戦苦闘している方,もう自分なりの治療スタイルがあると考える方にも,池淵恵美先生のいつもの面接を紹介します。

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Posted by ブクログ

丁寧で誠実な面接を実践されていることがよく伝わってくる良書。
エビデンスに明るく、しかも目の前の患者一人ひとりを、しっかりかけがえのない存在として診るという姿勢。しかもチームとしての治療を大事にしているのが好ましい。
とはいえ、書かれている内容は、とても常識的で、新しさはほとんどない。
こういう治療者は、その存在自体が治療的なのだろうと思う。

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2023年12月17日

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