【感想・ネタバレ】社会人に最も必要な 「頼る」スキルの磨き方 あなたの力を120%発揮させる「伝え方+考え方」のレビュー

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Posted by ブクログ

頼るって難しい。今まで頼らず自分で頑張り通してきた。そのおかげでいいこともあれば、ストレスを感じることも多かった。このたび、主人がなくなり仕事にもお休みをもらうことになって、初めて人に頼ると言うことを考えることになった。

主人が病気になって、今後のことを考えていたら良いタイミングで原作者の吉田先生より本をいただいた。これも何かの縁と読み始めていたところ、自分にも思い当たる節がたくさんあり。
人を助けるのは非常に好きであるが、人に頼るのは申し訳なく思う。この本を読み少し肩の荷が降りた。もう少し早く出会っていたらもう少し楽に生きていけたのかなと思う。
仕事でお休みをいただいた分は返していきたいと思う。

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2022年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上司・年上等にうまく頼るステップ
→接触を意図的に増やす(社内で顔合わせる、挨拶する、目の前を通り過ぎる等)
→【単純接触の原理(ザイオンス効果)】繰り返し接するだけで好感度が高まる!
→下記KSK+アクション後の報連相!

頼るためのKSK(敬意・承認・感謝)
→下記を思い立ったらすぐやる!
→敬意:あなただから相談したい、今良いですか?
→承認:相談前に、聞いてくれて嬉しい、助かります、あなたがここにいてくれて良かった
→感謝:相談後に、可能な限りの喜びとお礼

上手な断り方
→相手の気持ちを受け止めて謝る
→できない理由を伝える
→相手と一緒に代案を考える
→相手を労う

助けられる人は「弱い人」なのではなく、「周囲の人の強みや良さを引き出す重要な存在」

手伝ってもらう事で、自分は自分にしか出来ないことに注力する〜自分の仕事の幅を広げる

人に頼ることは、「相手と繋がること」であるとともに、「その人から学ぶこと」でもある
→専門資格や肩書を外し、何者でもない自分として学ぶことが大切だ

海外では、頼らないと周りの人に悲しまれ、相談しないと怒られる〜関係が悪化する

若い人たちは人に頼るお手本を見た事がない
→子供達が誰にも相談できず苦しむ前に、大人自らが頼ることを肯定する姿を見せロールモデルになれ

自立とは、「1人で何でもできること」ではなく、「1人でできること・できないことを見極めて、依存先を増やしつつ事を前に進められること」である

心理的安全性とは
→一人一人が自分らしく働いている状態
→安心して何でも言い合えると感じる状態
→否定されない、拒絶されないと感じる状態

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

P24~25
<仕事の場面で誰かに頼るという行動は、WIN-WINにつながる――と言うと「本当だろうか?」と思う人もいるかもしれません。
でも実際に、自分が頼ることで、相手の自己肯定感が向上し、心身の健康状態が良くなるのです。これは、「人を助ける行為やボランティア活動が健康状態を向上させ、寿命を延ばす」などの医学的研究からも明らかになっています。>

アサーティブネス、I message、マインドフルネス・・・などの考え方を取り入れ、周囲に頼れるようになろう、という考え方。<一人でできないラインの見極め」ができるのが自立>というのは、自分にとっては新しい考え方だが、もっともだとも思える。

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2022年10月01日

Posted by ブクログ

社会人に最も必要な 「頼る」スキルの磨き方 あなたの力を120%発揮させる「伝え方+考え方」
著:吉田 穂波

「受容力」とは、他の人から助けられることを良しとする力。
人口減少が続き、新型コロナウイルス感染症予防で人との対話が生まれにくくなっている日本社会において、ますます重要性を増す力である。受容力=人に頼るというスキルは、社会人にとっても最も必要な能力の一つと言っても過言ではない。

受容力という力は、同じ人でも、本人のメンタリティや環境によって、上がったり下がったりする。余裕がない時ほど発揮しづらい。折れない受容力をレリジエンスにつなげ、いつでも発揮できるようにすることが大切である。

本書の構成は以下の6章から成る。
①頼るのは「弱いから」ではない
②上手に頼るための「伝え方」
③上手に頼るための「言い換え」
④「うまく主張する」「うまく断る」方法
⑤「人間関係資本」と「チーム」について
⑥心理的安全性の高い職場と社会をつくろう

不確実で誰しもが不安を多く抱える、世の中において、色々な年代、立場、ビジネス・プライベート問わず、すべてにおいて本書で取り上げている「受容力」を活用してそれを解決しようとしている。

受容力は多くの心理的安全性を担保する職場には必要な概念であり、任す側・任される側どちらからのアプローチを捉え、双方向での立場の理解から運用を目指している。

固い頭ではなかなか入り込まない概念。
これからに確実に必要な考えであり、現状を認め、自らが実践することで職場においては背中を見せて、浸透させたい。

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2022年04月03日

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