あらすじ
―「稀代のモンスター芸人は誰よりも“人間”だった」。
人気お笑いコンビ、コロコロチキチキペッパーズ・ナダル初著書。
「本音を隠さない」「忖度しない」「失敗を恐れない」etc.
今最もストレスフリーな男の生き方を綴るエッセイ。
「アメトーーク!」(テレビ朝日)の人気企画「ひんしゅく体験!ナダル・アンビリバボー」や
「水曜日のダウンタウン」(TBSテレビ)のドッキリ企画以来、すっかりクズ芸人としてのイメージが定着したナダル。
しかしその実、あらゆることに開き直って本音で生きる彼の姿に、共感する者も少なくありません。
大きな反響を呼んだ子ども時代のいじめ、誰よりも劣等生だった養成所時代、
相方への絶対的な信頼、守るべき家族の存在、そして“お笑い”への情熱と飽くなき探求心etc.
怪物の仮面の奥には、数多の苦悩や葛藤があり、一喜一憂し、人一倍優しい、誰よりも“人間らしい”素顔がありました。
そしてナダルが導き出した答えは、「自分を犠牲にしてまで、いい人でいる必要はない」ということ。
本書は、そんな彼の経験に基づいたナダル流の「本音で生きる術」をまとめました。
「人間関係に気疲れしてしまう」「思ったことをなかなか言えない」「すぐ人に気を使ってしまう」etc.
こんな悩むを持つ人にヒントを与えてくれる一冊です。
また、FUJIWARA・藤本敏史、麒麟・川島明、ミキ・亜生、霜降り明星・粗品、ゆりやんレトリィバァといった
親交のある芸人と業界関係者からの秘蔵エピソードや、
実家で母親とのガチ対談、相方・西野からの手紙といった特別企画も収録。
故郷の京都・南山城村ロケや愛する家族との休日など、撮り下ろしグラビアも必見です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
昨日クロちゃんの本を読んでその流れでナダルの本も読んでみた。
ナダルは幼少期から躾けられた真面目さが振り切れて自分にも他人にも遠慮せずに正直に生きてる人なんだと思った。
常識のない人かと思っていたけど家族や相方への愛情の深さを感じたし、今後クズ芸人から別のジャンルの芸人になることを楽しみに応援したいと思った。
Posted by ブクログ
彼はしっかり地面に足を着けながら自分と向き合って、些細な日常への感謝と周りへの感謝と愛を忘れずに素敵な人だなと思った。テレビはもちろん一面しか写していない訳だけど、こんなにも違うなんて思わなくて自分だけがみてる世界で判断もしたくないなと思った。凄く気持ちを楽に、そして温かくしてくれる一冊。気軽に読めるのでたまに見返したいな。
Posted by ブクログ
軽い気持ちで手に取ったらまさかの感動、そして涙が…。
クズ芸人と呼ばれているナダルさんだけど、家族、相方、お笑いを大切にしている気持ちが熱くて素敵。
テレビで見てるだけが本質ではないんだと思った。
相方西野さんからの直筆の手紙もとてもよかった。
Posted by ブクログ
自分の本性を理解してくれている人がいるから、
クズキャラになれる。過去にいじめがあったからこそ
人の痛みを理解できる。家族を守る支えるために、生きていくためにクズキャラを演じる真面目なナダルに感動。
Posted by ブクログ
他の人の感想を読むと、そこまで評価がいいわけではないけど、私はすっごく好きだった。もともと水ダウが大好きで、水ダウに出るナダルが大好きだから購入した。読み終わって、ナダルのことがやっぱり好きだと思ったし、あんなにもクズな姿を晒しているにも関わず芸能界から消えない理由がよく分かった。自分の弱さや本質を真っ直ぐに書いてくれたことがただただ嬉しかった。エッセイはその人の人生に触れた気になれるし、その人に関わった気になれるからやっぱり好きだ。特に私は、バラエティを見てここまで育ったから、芸人さんのエッセイを読む時は特別ワクワクする。弱さをさらけ出せるのは強さだと思う。
Posted by ブクログ
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2022.0403
発売を楽しみにしてたので
発売日に買ったのですが、
ちょっとばたばたしてて読めてなくて
ようやく少し時間が出来たので
読書再開しました!
そして読み始めると
めちゃくちゃ読みやすくて、
そして内容もおもしろくて、
読みながらニヤニヤしてしまいました.笑
元々テレビで観ててもナダルは
面白くて好きだったのですが、
知らない一面や、
共感出来ることも沢山書いてあって、
お笑いの意味でも面白いし、
本としても興味深い面白い内容でした。
いじめ問題に対する考え方とかも
読んでてとても共感出来ました。
奥さんや子供との話もほっこりしたし、
クロちゃんや、ナダル軍団、
芸人からのメッセージも面白かったな.
あとは、西野への見る目が変わった!
めちゃくちゃいい人で、
かっこいいなーって思いました.
コロチキに関しての知識は
テレビから通じてしかなかったけど
本を読んでから、
以前より一層興味がわいて、
とりあえずYouTubeも観てみよう!と
思いました。
あと、表紙のイラストがおしゃれで
素敵だなと♡
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Posted by ブクログ
お笑い好き、そしてナダルファンとしては必読の本。
お笑いとして演じているナダルや素のナダルが垣間見れておもしろかった。
キャラとは言え悪態ついて毒吐いたり、失礼なことも平気で言えたりすることはすごいと思う。
それでも、素は悪い人ではないから友達もナダル軍団もいるのだろうと思う。
ただ、これを読んでナダルのクズのイメージがなくなってしまうことに不安を感じた。
ナダルのカラクリを知ってもファンでありたい。
Posted by ブクログ
ナダルいじめられてたんだ知らなかった。テレビの中の姿しか見たことなかったけれども、芸人はテレビが映っていないところでは人が変わるというのがよくわかりました。娘も生まれたんですね。なんかとってもいいパパみたいな気がします。奥さんと娘と相方のことをとても大切にしていて、好印象です。
Posted by ブクログ
“TVのイメージは作られたもの”という以上の感想を持つことなく読み続け、「この程度の本か」と思ってたら最終項にやられた
人生を凄く俯瞰で見れてて、行動に指針がある
羨ましい、そう思った
ただこんな本出したからには、こっから大変よ笑
Posted by ブクログ
ナダルという人間が知れてよかった。
元々は空気を読みまくっていた男でもこれだけ
我慢せずにいい人でいる必要はないと言い切れるほど変われるってことにすごいと思ったし勇気をもらった。
また、西野の方が実は切れ物で頭良くておもしろいってのは意外やった。
やっぱテレビは切り取りやから分からんもんやなあ
嫁さんと一緒に住んで、家事とかの線引きをわざわざしないのは
やってないことが気になって不満になってしまうということ。それはあるなと思った。
また良い奥様と出会えて良かったな。
娘、奥様を幸せに守るために浮気は絶対しないって言い切っててカッコいいも思ったし俺も見習おうと思った。
あえてクズ芸人を演じるナダル
見方も変わるなあ
これから応援していきたい
Posted by ブクログ
いい人でいる必要なんてない
著:ナダル
まわりの目を気にしまくっていた若かりし頃の僕。正直ここまで強靭なメンタルを手に入れられたのは、芸人になって成功するために強制的にでも自分を変える必要があったから。自分を変えることによって、芸人として、そして人としても生きていくことが楽になってきた。今まわりや世間の目を気にしてしまってて、生きるのもしんどい、人生おもんないと思っている方々に向けて、素のナダルが私たちに諭してくれている。
本書の構成は以下の4章から成っている。
①正論押し付けマン
②お笑い劣等生
③クズ芸人の矜持
④最愛のカンケイ
コンビ歴若くしてキンオブコントに優勝したコロコロチキチキペッパーズ。KOCのバブルの恩恵を受けテレビへの高露出も1巡し、一時のブームで終わると思われたものの、新たなクズ芸人としての地位を得て、さらに飛躍をし続けるボケ担当のナダル氏。
本当はクズ芸人というのはビジネスキャラクターでその裏の素は普通の人。という図式を期待したものの、クズ芸人の裏の素は裏の顔であり、もっとクズの素を持ちながらしかし、心優しく家族思いで、相方思いで、しかし、またその裏にクズがあったりと非常にこんがらがったクズ芸人である。
しかし、愛されるクズ芸人は、家族からも相方からもそれ以上に愛されている。そしてアンチもひっくり返ってナダル氏を愛している。
ある意味メンタル最強のナダル氏の根底に流れる生き様やその原点に触れることでますますそのクズっぷりに好かれる人が増えることは間違いない。
破天荒とは言えないものの、ナダル氏の持ちギャグのようにいっちゃてる生き様・人生論から多様性と厳しい世の中を生き抜くヒントを得られたように思う。
Posted by ブクログ
中盤のコンビ結成からキングオブコント優勝、その後あたりが面白かった。西野のブレイン感がすごい。ナダルは…クズキャラは作ってる部分もあるんですよっていうけど、芸人になる前の営業時代からして天然クズというか。クロちゃんはガチクズって感じで、ナダルはわたし天然じゃないですっていうけど実際天然で、天然としてのキャラ作りもしてる人に近いものを感じる。
Posted by ブクログ
お笑い好きだから読んだ。
クズ芸人のナダルの過去など書かれていて、ドッキリに引っかかるナダルもいいけどトークとかも聞きたいなーと思った。
弱者の気持ちを知ってる人の笑いは結構好き。
ナダルはもちろん、西野やコロチキが好きになったし、粗品との共演をもっと見たいと思った。
結構お笑いの裏側を語っているところがあり複雑な気持ちにもなるけど、終盤の家族についての章では自分も考えを改めなければと思わされた。
Posted by ブクログ
ナダルってこんなこと考えてたんだって思いながら読みつつ、先輩が話すクズエピソードの開き直りっぷりにちょっと笑った。あと粗品のメッセージ真面目すぎる。逆にそれがボケ?
Posted by ブクログ
一章ごとが短いので読みやすい。真っ当だという印象を受ける。本人も後書きで述べていたが、いい人でいたい自分が出たとのことだが、それも題名と矛盾しているけど良い。自分の考えていることをつらつらと書いているのがまさにエッセイらしくて、たまに、こういうエッセイをのんびりと読みたくなる。
Posted by ブクログ
いわゆるクズキャラでお馴染みのナダルさんが、どんな考えを持って仕事をしているのか知りたくて読んでみた。
ある程度の素質がないとクズにはなれないと思う。
ナダルさんは、なんだろう、不快感を露わにしたり、ただただ感情のまま発言や行動しているようで、それは誰しもどこかに持っている部分。その人間の汚いような部分がそのまま表れているような。
クズキャラとなるまでのお話。クズキャラである事で家族にも少なからず影響はある。それでもそのキャラを続ける気持ち。
そんな部分が描かれていて、なかなかおもしろかった。
Posted by ブクログ
ナダルさん、らしい書き方や
捉え方が書かれていてよかったが
同じ内容を何回も繰り返して書いてるような
書き方で子供の読書感想文を
読んでいるような気分になりました。
コンビ愛が伝わったのはよかったです。