【感想・ネタバレ】生き残れるビジネスマンになる21の思考実験のレビュー

あらすじ

変化の著しい現代、ごく普通のビジネスマンも、前例のない難しい状況での決断を迫られる場面が増えています。
「正解」のない問題にいかに立ち向かうか。
そこでの判断力を養うのに最適なレッスンが「思考実験」です。
本書では、ベストセラー『論理的思考力を鍛える33の思考実験』の著者である人気パズル作家が有名な例題をビジネスシーンになぞらえてわかりやすく解説。
1日約15分1章ずつ読むだけで、1週間後には「自分の頭で考える力」が確実に身に付きます。

第1章 「トロッコ問題」正解のない問題を論理的に解きほぐすレッスン
第2章 「クレタ人のパラドックス」堂々めぐりを見抜くレッスン
第3章 「テセウスの船」視点のズレに気づくレッスン
第4章 「ギャンブラーの誤謬」直感を疑うレッスン
第5章 「囚人のジレンマ」論理的思考の限界に気づくレッスン
第6章 「ビュリダンのロバ」決断の大切さを知るレッスン
第7章 「やっかいな新提案」理性と感情のバランスをとるレッスン

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Posted by ブクログ

別の著書でも紹介されています「ブレーキの故障
したトロッコの暴走で、そのまま進めばその先に
いる5人の犠牲者の発生となり、ポイントを変え
れば、1人の犠牲で済むが、あなたはどちらを選
ぶか」という有名な「トロッコの問題」から始ま
ります。

「理性」で選べば、犠牲者の人数は少ない方を
選び、「感情」で選べば、「自分が他者の運命を
変えてはいけない」と考え、トロッコの進路を
変えず、5人の犠牲を選ぶと言われます。

ビジネスでも理性と感情が入り乱れて判断が遅れ
たり、誤ったりすることがあります。

理性と感情を区別して、最適解を導き出すことが
できる一冊です。

0
2020年06月18日

Posted by ブクログ

思考実験を繰り返すことで、考える時のバイアス、思い込みを無くし、正しい行動へとつながる判断ができるように訓練してくれるのが本書。
本書はビジネスのシーンを想像しつつの思考トレーニング。
もう少し幅広くトレーニングしているのが、マイケル・サンデルさんの『これからの「正義」の話をしよう』になるのかな。

本書の効能は、思考を停止して短絡的な選択をしてしまうことも多々ある自分への刺激剤。読みやすいが、手ごわい思考実験から、得ることも多い。

0
2019年01月23日

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