感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自認する性、からだの性、好きになる性があるのは知っていたが、表現する性(Gender Expression)があるとは知らなかった。また、性同一障害の人でも、性別適合手術を望むかどうかは人それぞれであったり、色々あるんだなぁと勉強になった。
Posted by ブクログ
分かりやすかったし、サラッと読めた。
当事者の方々の体験が書いてあり、参考になった。
高校の図書室で読んだ。
セクシャルマイノリティが今よりもっと理解され、認められる世の中になって欲しいと思う。
Posted by ブクログ
字面で理解を進めるだけでなく、当事者の気持ちや体験も詳しく書かれているので、これから子どもたちに教える立場の人には是非読んでほしい。
単語の意味を知るより、当事者の心情をイメージしてほしいから。
当事者の私としては「LGBT学生の声」欄のたくさんの声は、自分が経験した苦しみばかり。それがよみがえるのが読んでいてきつかった。それくらいたくさんの人が感じた声が挙げられている良書なんだと思います。
Posted by ブクログ
目にするたび、新しい言葉が増えるように感じられるLGBTについて、2019年の改訂がなされています。
教科書的に、安心して読める一冊です。
子どものころから「みんなが一緒」「ひとりも「なかまはずれ」をつくらない」という、ある意味での同調の暴力を許容して育ってきた世代にとって、「配慮」のひとことでいろいろな対応を迫られることはらくなことではありません。
「それはわがままなんじゃないか」、と自分の感情、心の中から発することばを、不用意に外に出さず、心のなかでとどめておくには、やっぱり知識や経験が必要です。
そういうひとがいる。
許容しよう、受け入れよう、と考える。
いきなり目の前にあらわれた誰かの言動を、
理解の範囲の超えたものにしないために。
生の声をひろい、その声に向き合った方がつづった良い本です。