あらすじ
■■逗子開成中学の3年生が書いた
読書感想文にメディアが注目!
http://bit.ly/aphx58
■ダメダメなのび太が
“あんな夢、こんな夢”を叶えたワケ
ドラえもんの短編25巻の『のび太の結婚前夜』で、
のび太との結婚に不安になったしずかちゃんに対し、
彼女のパパはドラえもんマンガ史上もっとも心に響く
アドバイスをします。
「のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。
あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。
それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね」
この話しを聞いて、しずかちゃんは
のび太との幸せな結婚生活を確信し、結婚式に臨みました。
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のび太は勉強はクラスの最下位。
野球の打率は0.01でスポーツも苦手のまったく冴えない男の子。
ジャイアンやスネ夫はもちろん、地域の子たちからいじめられることもしばしば。
ママや担任の先生からもしょっちゅう叱られています。
そんなのび太がゆくゆくはクラスのマドンナ・しずかちゃんと結婚し、
映画では、大活躍してヒーローになります。
困ったことがあると、誰かが助けてくれる。
どうしてのび太は、努力もせず、人生の「勝ち組」になれたのでしょうか?
ダメな奴の代名詞だったのび太が、
将来、次々に夢を叶えることができたのはなぜでしょうか?
そんなのび太のように、
頑張らない、しがみつかない、ゆるく生きる、
でも人生を楽しみながら夢を叶えるコツを
本書『のび太という生きかた』では解き明かしていきます。
著者の横山泰行先生は、富山大学教育学部の名誉教授。
「ドラえもん学」を研究しています。
6年間にわたり、年平均2000時間継続して「ドラえもん」を調べていく中で
全作品を50回以上読み、「吹き出し」「ひみつ道具」「登場人物」「事項索引」といった
データベースを作成。それらにもとづいて、のび太の言動を詳細に分析してきました。
横山先生は言います。
「みなさんも、いつもぐうたら三昧の「ダメのび太」を、
腹立たしく思ったことはほとんどないでしょう。
のび太に限りない親近感を抱いて、
応援したりすることもあるのではないでしょうか」
では、のび太はどうやって明るい未来を手にいれたのか?
そして、その生き方から私たちは何を学べるのか?
「私が“ドラえもん学”を研究し、その間に気づいた
のび太が夢を叶えられる理由を“のび太メソッド”と名付けて
本書でお話ししたいと思います。
どんな人でも夢が叶う、魔法の法則です」
あなたの人生に役立つヒントが、
本書にはたくさんつまっています
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
少し鈍臭くて心配なところが多い私の息子。
ついつい他の子と比べてしまうけれど、そっか、のび太でいいんだなと思えた。
かっこよくはないけれど、一生懸命で思いやりがあって、自然体。
息子よ、のび太のようにまっすぐに育っておくれ!
Posted by ブクログ
ドラえもんの「のび太」にフィーチャーして人生を考えた本。
ドラえもんからこんな大切なことが学べるのかと感心した。
そもそも何かを学ぼうと思ってドラえもんを見るという発想すら無かった。
今後アニメや、漫画を観る際にはただ楽しむだけでなく、作者の思いや、メッセージを考えながら観てみたい。
ドラえもんからこんなことを学ぶことが出来る。
という自分には無かった視点を気づかせてくれた。
面白かった。ありがとうございました。
Posted by ブクログ
切り取り方が絶妙。成功法則の本を読んだのに動けない人に良いかも。のび太は確かに、くじけない、諦めない、人の悪口は言わない。
人にいじめられたり怒られたりはするけど見放されることはない。
大切なことがたくさん書いてある。面白い。面白い。
Posted by ブクログ
ドラえもんの新しい見方!のび太の行動力と底なしの優しさ、素直さを驚くほど感じた。ストーリーも覚えているものがあり、感動を思い出す部分も多々あって、ドラえもんていいな~と単純に思った。ただ筆者は少しのび太に甘すぎやしないかと思った。笑 過去はエネルギー、自分にもできるはずという想いは大変参考になる。無理にビジネスに生かそうとしていない点から書かれているのも尚良い。
Posted by ブクログ
頼ってばかりの印象ののび太だけれど、意外と自分でなんとかしようと頑張るのだと気付かされた。一見マイナスに見えるようなのびたの振る舞いを、真面目すぎる日本人は、少しでもいいから取り入れたほうがよいのかも。のび太、最終的にはしずかちゃんをゲットしてるんだもんなあ。
Posted by ブクログ
ドラえもんはマンガよりアニメで見ていたけどほとんど登場していた話は覚えていた。何気なく見ていたドラえもん、のび太を違う観点で見てみると、なるほどなぁと思った。のび太はドラえもんの頼りっぱなし、でも道具の使い方は天才的にうまく使ったり、それが裏目に出たり、でも誰に対しても何に対しても優しく、シャイアンやスネ夫やしずかちゃんとの友情も素敵だったり、そんな何気なく見ていたドラえもんが自然とそうなんだなぁと理解できた。こういう見方はおもしろいかも。いろいろ再確認できた。
Posted by ブクログ
のび太の生き方について知りたくて読書。
著者はドラえもん学の研究者。まじめに分析し、解説しているのが少し笑えてしまう。
人間のび太の魅力からいろいろな要素を考えさせてくれる。
原作を読み返したくなる。
本書の参考文献から私にはしっくりと落とし込みやすいメソッド。
読書時間:約1時間
Posted by ブクログ
富山大学教授である著者がドラえもんから読みとく、のび太論。
ダメなイメージが先行するのび太ではあるが、
人生の生き方として参考になる、見習うべき点を記した内容。
よくぞここまで良い見方したなと思える位、のび太を褒めちぎった内容ではあるが、
書かれていることには不思議と納得できる。
それだけ見習うべき点が多い証左なのだろうと思う。
引き合いに出された話が文字だけではなく漫画で読め、
更に、あくまでの著者の主観である本書に対して、
関係者からの意見・コメントがあったら、より良い本になったのではなかろうか。
Posted by ブクログ
「のび太」というキャラクターについて、
てんとう虫コミックスに掲載されているお話をピックアップしながら解説。
「ダメで怠け者」というイメージだが、
各話を深く読むことでそれだけではないのび太の生き方を説いている。
どのお話も読んだことがあり、
「そんな見方もあったんだなぁ」と思わず読み返したくなりました。
生きる上でのポイントをユニークにおさえていると思います。
Posted by ブクログ
クリスマスプレゼントはドラえもんが欲しいですw
ってな事で横山泰行の「のび太という生きかた」
憧れの、のび太な生き方のお話。
じゃが、内容は期待していたものとは程遠かった…。
ドラえもん有りきの話なんで、わし的には心に響かなんだw
ドラえもんが居ないのび太の将来はジャイ子と結婚して子供6人居て、ジャイ子にこき使われる生活w
これの方が心打たれたなぁ(笑)
Posted by ブクログ
「夢や冒険に憧れる心は失って欲しくない」
夢のタネは無限にあるけども、夢に憧れる心は有限で、忙しい日常生活のかなでついつい忘れがちになったり、年齢を経るにしたがいますます喪失しがちである。
この言葉がすごく印象に残った。小さい頃は沢山の夢や希望があったけど、今は自分の夢がなんだかも良く分からなくなっていた。小さい頃のように夢や冒険に憧れる志を大切にしたいなと思えた。
Posted by ブクログ
教育の基本を分かりやすくアドバイスした本。
人間には良いところと悪いところがあって、ドラえもんはその良いところを挫けないように叱咤する存在。良いところは悪いところよりもひ弱でやられやすい。ドラえもんのように伴走する存在が幼い子供には特に必要。時に道具で甘やかし、やる気のきっかけを作ってやるのも成長に必要なこと。
のび太ってダメダメだ。としか記憶になかったけれど、それなりにチャレンジもし、思いやりがあり、粘り強い所もあったんだと、目からウロコだった。
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オーディオブックにて。
問題とゴールを言葉にし、助けを求め、すぐに行動に移す姿勢はなるほど、なかなかできない資質だわ。
たしかにのび太は「◯◯したい!」っていつも言ってるなー。
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ドラえもんという作品をここまで研究してのび太という生き方に着目したところが面白いと思った。
子供のころから単純に楽しいと思って見ていたドラえもんだが捉え方によっては人生のヒントにもなり得る。
思い立ったら即行動して、小さな成功体験を積み、調子に乗って失敗を繰り返すことでどんどん成長していく。
のび太を見習って失敗を重ねる前に挑戦していこうと思った。
Posted by ブクログ
ドラえもんのコミックをすべて何十回も読み、そこから得られた情報、しかものび太にスポットをあて、藤子F不二雄氏のメッセージを読み解くという壮大なプロジェクト。このようなテーマでも本が1冊作れてしまうというのもすごい。
Posted by ブクログ
面白おかしいエンターテイメント系の本かと思ったが、割と真面目に学問的に、「ためになる」教訓としてドラえもんを捉えた本だった。
ビジネス本に近いかな。
私は、もちろんドラえもんと共に少年時代をすごし、その影響ははかり知れないほどうけていると思う。
この本に書いてあるように、「のび太の優しさや前向きさ」があるからこそ、物語に入りこめたのだな、ということを気づかされた。
また、藤子F不二雄のメッセージはやはり、深い。
と思った。
Posted by ブクログ
「のび太が夢をかなえられる理由」について考察した本。
コミックなどに掲載されている懐かしいドラえもんのお話をピックアップしながら、のび太が実はけっこうあきらめない前向きな性格だということをが書かれていました。
ちょっと買いかぶりすぎちゃう~?と思うところは多々ありますが、わかる部分も。
特に「しずかちゃんが出来杉くんじゃなくて、のび太を選んだ理由」に納得。出来杉くんは共感性に乏しいとのこと。それはあると思う。
Posted by ブクログ
研究室にあったので読んでみた。
半ば無理矢理と感じるほどポジティブにのび太の生き方を捉えており、どうしても理解できない部分が多かった。笑
これを読んですんなり納得できるほどポジティブに物事を捉えることができるのであれば、別にのび太という生き方じゃなくてもなんでも楽しく生きていけると思う。
Posted by ブクログ
あやとりと射撃の才能‼
将来しずかちゃんと結婚‼
勉強とスポーツができなくったって全然ダメ人間なんかじゃない
人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる。おばあちゃんとの約束は守ってるし、動植物にも優しい。
そして映画ののび太はとてもかっこいい‼‼
ドラえもんは、みんなにもいる
2112年まで生きてみたい‼w
Posted by ブクログ
この本を読んで、のび太ってすごいなぁって思いました。確かに、あんなにジャイアンやスネオにイジめられてても悪口は言わず「なにクソ」って立ち上がれる姿勢には自分も見習いたいところがある。
また、この本を読んで自分の夢に対して考えさせられた。たしかに、現実出来そうな夢からやっていくことは良いかもしれない。それに対して積極的な行動し、その行動を口で宣言する。色々なアドバイスもらった気がしました。
Posted by ブクログ
こういう漫画を題材にした自己啓発書は賛否両論になるんだろうなと。特に思いれのある原作ファンが読んだら違うとか、言ってそうだと思った。それほどドラえもんに詳しいわけではないが、よく調べて書いてあると個人的には思った。
Posted by ブクログ
私はのび太が嫌いだった。なまけ者で努力をせず、いつもドラえもんに頼ってばかり。
ところが、この本を読んでその印象が変わった。著者はのび太の『やる気』や『努力』『前向きさ』をまんがの中から次々と証明して見せるのだ。
何でもものは考えようなんだなー、と思うところもあるが(笑)、著者のポジティブシンキングこそがこの本の読みどころなのかもしれない。
Posted by ブクログ
なかなか面白い。いろんな意味で薄いのだが、題材の厚みがすごいので、それでも学び取れる事はある。『たしかにそうだよね』という言葉がぴったりな一冊。