【感想・ネタバレ】贋品のレビュー

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Posted by ブクログ

面白い!
ピカソの贋作を作る話が順調に軌道に乗り、ピカソを所有する某教団内にも協力者を取り込み、機材も万全に揃ってこれから贋作を作ろうとした途端の内部からの裏切り。それが何度も予想外の裏切りに見舞われ、八方塞がりに主人公を追い詰めてく過程は実にハラハラさせられ、今後の展開を予想だに出来ない追い詰め方をしてゆく。
嘘と裏切りと騙し騙されの駆け引き、贋作を作る”悪人”の主人公と対峙する裏社会、悪人と詐欺師が相手を見透かそうとする騙し合い。
贋作という芸術を題材にした優れたノアール小説だった。
今野敏と馳星周が帯を飾る意味が読後に納得できた。

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

スピード感があって楽しめたけど
チーム一丸となっていないので
ピカソの贋作をつくって高く売る
というひとつの目的までに
あっちへ行ったり、こっちへ来たり
散漫な感じがした。
バタバタしてる間に
いつのまにか資金も材料も調達し
本物より本物な贋作が
出来上がってしまっていたような…
仲間を信じ切っていて裏切られた
とかならアリだけど
疑心暗鬼のまま命を賭けるなんて
できるかなーと
主人公のあやふやさに
読み切ったーという満足感はなかった。

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2024年06月09日

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