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Posted by ブクログ
<目次>
第0章 研究対象、研究者に語る
第1章 さだまさしのアクセント研究
第2章 「水底の町」の時代
第3章 人生と老い、その豊かさ
第4章 さだまさしデザイナー論
第5章 「神(様)」がいる国
第6章 さだまさしに見る日本語再発見
<内容>
世の中には大学のインターサークルで「さだまさし研究会」なるものがあったんだ。本屋でこの本に出会ったときに思わず吹き出してしまった。半分マジで半分冗談なのだろう。第0章のあたりを読むと、発足は1980年。自分も大学生の時だ。大学時代できた彼女は、さだまさしがお互い好きだったからだ。通っていた大学は東京ながら、マイナーだったので、この研究会の噂が入っていれば…、である。第1章以降は、とても真面目な研究論文は続く。巻末にこの本に入らなかった文の紹介があるが、そっちのエッセイ系も読みたかった(読み物としてはこっちの方が面白そうだ)。