【感想・ネタバレ】やり抜く技術のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

職場の同僚が著者が講師の研修を受け、面白かったと本書を貸してくれました。

脳の特性を理解し、それを利用しながら目標達成までの道のりを解説した本です。

内容は薄めですが脳の構造を1つの部署として擬人化するところが非常にわかりやすく、すんなり理解することが出来ました。
脳には4人の社員がいます。
感情をつかさどる一番偉い扁桃体(へんとうたい)部長。良くも悪くも喜怒哀楽が大きく揺さぶられる時に活躍する。
☆扁桃体部長が揺さぶられた記憶だけを保存する記憶課の部下、海馬課長。
☆淡蒼球(たんそうきゅう)君はやる気スイッチを担当。スイッチを押すには扁桃体部長が指令を出し(喜怒哀楽で揺さぶられる)、更に小さな行動を実際に踏み出した時にだけ活動を始めるので手がかかる。
☆最後のひとりは窓際族でネガティブキャラの側坐核(そくざかく)オジサン。扁桃体部長が長期出張中で長らく感情が揺さぶられなくなると海馬課長や新人淡蒼球君を抑え込み、ブレーキをかけてしまう。

これを踏まえて目標達成までの道のりを考えるとわかりやすいのです。
小さなことでもよいので今日出来たことにスポットを当て成長を確認し、部長を揺さぶる。
小さな一歩にしないとやる気スイッチ担当者は怖気づくので、大きな一歩は踏み出さない。(ハードルを下げた目標からスタートする)
また、小さな一歩から始めるのでざっくりとした計画ではなく、明確な目標とよく練った計画を立てる。
などなど。

その他、シナプスの強固な結束には3か月かかるので3か月はやり続けられるハードルの低いプランを作るなど、脳科学からのアプローチ、すっごく簡単にわかりやすく書かれてました。。
あ、そうそう、グサッときたのは
「目標に本気になれないときは、やり抜こうとしていることのハードルが現状と比べて高すぎる傾向がある。ハードルを高くしてしまうのは、無意識に手っ取り早く済ませたい!という欲求があるから。」
わかる~
お仕事の他にも筋トレや家事など、ついついなんでも盛沢山計画をしがちな私。。手っ取り早く済ませたいという雑な心が、確かにありました。。
急がば回れ、ですねえ。

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2019年06月13日

Posted by ブクログ

三日坊主になってしまうのはその人の性格のせいではない。脳科学に基づいたやり方をすれば誰でも継続できる。そのための「トリセツ」という本。

「脳科学」とは言っているが、著者の経験に基づく実践的なやり方が紹介されている。何か特に新しいという感じは受けなかったが、柔らかい表現で読者を飽きさせないような工夫がされている。ただ、ダイジェスト版で34ものルール・方法があり、実践するのは簡単ではないかも。本書によれば「とりあえずやってみよう」はダメらしいので。(笑)

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2019年01月03日

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