【感想・ネタバレ】新・箇条書き思考のレビュー

あらすじ

●箇条書きを使うシーンが増えてきた!

ビジネスシーンには「箇条書き」を使う機会がたくさんあります。

・会議資料・商談資料の作成
・ノート・議事録の作成
・ビジネスチャット・メールの連絡
・Twitter・Instagram・noteの投稿


特に近年は、自分が発信するもの、自分が提出するもの、そうした「アウトプットの出来・不出来」で仕事の成果や自分の評価が決まるご時世です。
「作業は速く、発信内容は的確に」という条件をクリアするために、箇条書きを使う頻度は日増しに高まってきているはずです。

ではその箇条書きを、あなたはどれくらい「意識的に」使っているでしょうか。
どんな狙いや意図をもって箇条書きを使ってきたか、ぜひ振り返ってみてください。

もし、箇条書きを使ってきた理由が、
・なんとなく、見た目が整うから
・なんとなく、要約風になるから
・なんとなく、みんなが使っているから
というものだとしたら、とてももったいないんです!


●ファクト×ロジックで速く、的確に人を動かすしくみ

箇条書きを使う真価は、「速く、的確に、本質を伝える」ことにあります。

とりわけ中身を伴った箇条書きをつくるには、ふたつの要素が重要になります。それは、「ファクト」と「ロジック」です。

「ファクト」というと、一般的には「数字を入れること」のように言われています。でも、真に大事な要素は「〝実態を表す〟情報」が入っていることです。
また「ロジック」というと、一般的には「ポイントを3つに絞る」ことが代表的なテクニックとされていますが、より重要なのは「〝共感を呼ぶ〟論拠」なのです。

「ファクト」と「ロジック」を身につければ、箇条書きの「中身」に命を吹き込んで、高い成果を得ることができます。

本書ではファクトとロジックからなるこうしたノウハウを「箇条書き思考」と名付け、あらゆるビジネスシーンで活用する方法を紹介していきます。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

本書は「箇条書き」の作り方、使い方を習得することによって
書くスキルを高めようとするものです。

具体的な内容は本書を読んでいただくとして、
本書で特におススメしたいポイントは以下のとおり。

 ・ 章や節の最後にある「まとめ」のようなページ(箇条書き)が
  とてもわかりやすい
  
 ・ 第6章の「日常の中で鍛える!箇条書き実践トレーニング」は
  書く力のスキルアップのためのノウハウがいっぱい
  
プライベートで使うSNSから、仕事で作る企画書、報告書まで、
幅広く応用できる書く力を身につけたい人、
相手に伝わり相手を動かすアウトプットをしたい人におススメです。

0
2021年01月05日

Posted by ブクログ

新・箇条書き思考 (アスカビジネス)
著:菅原 大介

ビジネスシーンには「箇条書き」を使う機会がたくさんある。特に近年は、自分が発信するもの、自分が提出するもの、そうした「アウトプットの出来・不出来」で仕事の成果や自分の評価が決まるご時世である。「作業は速く、発信内容は的確に」という条件をクリアするために、箇条書きを使く頻度は日増しに高まってきている。

本書では、ファクトとロジックを駆使して、箇条書きの中身を鍛え上げていく手法である「箇条書き思考」を根底とした、相手を動かす目的に合わせて一番適した表現方法を取ることを叶えている。構成は以下の7章から成る。
①速く、的確に、本質にたどり着く「箇条書き思考」とは何か?
②箇条書きこそビジネスプロフェッショナルの証
③ファクト(情報)を整理する
④ファクト(情報)に強くなる
⑤ロジック(論拠)を厚くする
⑥ロジック(編集)で共感を呼び込む
⑦日常の中で鍛える 箇条書き実践トレーニング

箇条書きの力が無限大なのはよくわかる。本書でもそれが証明されている。箇条書きは「書く」部門の最強のフレームワークであある。フレームワークは「もれなく・だぶりなく」のMECEが前提となる。それを理解することで「箇条書き」のレベル感も上がる。

本書は思考法だけではなく、しっかりとその中身を高めるために目的を意識させることだけではなく、情報の集め方や階層を整える(粒を揃える)等をそれこそMECEに説明している。

読んですぐに出来るかと言えば、そう甘くはないが、箇条書きのプロが日頃考えて行っている行動に触れることで意識は変わり刺激を受ける。

これからも箇条書きについては長く付き合うことになる。日々見直しを行う中で昇華させ続けていきたい。

0
2021年01月11日

「ビジネス・経済」ランキング