あらすじ
終わりなき仕事に振り回される
人生から脱出するために
1日の仕事が1時間で終わる。
外資系企業の営業職で、同僚が1日10時間かけてあげる以上の成果を、1日わずか1時間働くだけで挙げられたのは、頭のいい人が無意識に使っている3つの思考法を使いこなしたからだった。
「引いて考える」
「組み合わせ」
「試す」
この3つを直列にして使うことで仕事のやり方に小さなイノベーションを起こし、仕事にかかっていた時間を誰でも劇的に減らせる。
言われるがままやっていた、それまでの仕事のやり方を、創造的に破壊してしまえ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
引いて考える。
俯瞰して考えるなど
がむしゃらにやるだけじゃダメなんだろうなと
客観的に第3者目線も意識して色々な物事を見ることが大事だと知れました。
今後AIの活用が色々なところでされてくると思うので、積極的に新しいことを学ぶ姿勢を忘れないようにしていきたいと思いました♪
Posted by ブクログ
先日読んだ『仕事に追われず自分の時間を確保する』と同ジャンルの本。
こちらは「余分に生まれた時間であなたが本当にやるべき仕事だけをしよう」という意識の高いメッセージが無いおかげで、僕のような凡人は救われた気になる。余分に時間が生まれたら(勿論勤務時間中は除く)その分自分の好きなことに使っていいのか、と勝手に安心させてもらう。
仕事を減らす“術”と言えば
・優先順位をつける
・委譲する
・習慣を見直す
・自動化や効率化
・断る勇気を持つ
・休息を取りリラックスする
・放棄する
が定番だが、この本で紹介されているのはそのどれとも違う、もっとシンプルでエフォートレスなものだった。
それは行動経済学の所謂ナッジのようなものだったり、スティーブ・ジョブズのコネクティング・ドッツだったり、単純にトライアルアンドエラーを恐れずに繰り返すことだったり。
あとポータブルスキルが大事、というのは上述の先日読んだ本でも書かれていたから、やっぱり大事なんだろう。
Posted by ブクログ
*引いて考える
一つ上の目線から考えたり、過去に視点を移動したりすることで、新しいことに気づく
*組み合わせ
AとBを組み合わせて小さなイノベーションをおこす(同業他社、他の業界の技術や歴史、ことわざなど)
*成約率ではなく決着件数で評価する
*1日の少しの時間を将来の自分への投資に充てる
→三宅香帆「働いているとなぜ本が読めなくなるのか」にも通じる、仕事だけにのめり込まず人生を豊かにするという考え