【感想・ネタバレ】攻めの法務 成長を叶える リーガルリスクマネジメントの教科書のレビュー

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Posted by ブクログ

渡部友一郎先生がリーガルリスクマネジメント(以前からリスクマネジメントの汎用ISO規格はありましたが、リーガルリスクにフォーカスした規格が近時、策定されました)の教科書と銘打って攻めの法務を解説します。マンガ編、なかなか読み応えがあり、講義編で渡部先生がおっしゃりたいことが体系的に説かれているので、リスマネの観点でリーガルリスクに対処する、それを踏まえての法務部、弁護士の助言、対応方法を考えるという思考方法に不案内な方々にはすごく勉強になる一冊と思います。

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2023年05月03日

Posted by ブクログ

法務パーソン必読書。


法務の視点から、どのように事業部をサポートできるのか、サポートしていくべきであるのか非常にわかりやすく記載されている。



マンガパートもあるあるネタとしてヒヤヒヤ背中が寒くなりました。



日々の業務で常に意識していきたい内容と感じました。

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

5✖️5のリーガルリスクマネジメントのマトリクスという明解なフレイムワークを切り口に、実践的な仮想事例にあてはめる訓練ができ、参考となる実際の回答例が複数掲載されている。上記訓練に入るまでの読者のハードルを下げるために、わかりやすく読みやすいマンガを本書の冒頭に配置し、リーガルリスクマネジメントの訓練へとスムーズに入れる編集上の工夫が施されている。以上述べたように本書は、リーガルリスクマネジメントの「実績向上のため特別に考案されている」書籍であるため、法務部に配属されたばかりの社員や事業会社の感覚がわかっていない外部の若手弁護士がリーガルリスクマネジメントを初めて学ぶためにオススメできる。

他方、本書の法的リスクの考え方は、『事業担当者のための逆引きビジネス法務ハンドブック』で触れられているし、特段新しいものでもない。また、リーガル・リスク・マネジメントの理論的な精緻さから言えば、マシュー・ウォーリー、クリス・グゼリアン『リーガル・リスク・マネジメント・ハンドブック』の方が優れている。さらにいえば、現場感覚がある事業会社の法務部員は本書で触れられているリーガルリスクマネジメントは実践しているし、優れた外部の弁護士はこの本で理想とされている回答をしている。上記書籍の読者や経験のある法務部員・弁護士からすると、本書はわかりやすさの点では先行書籍より優れているものよ、特段新しいことを言っているわけではないため、そこまで高く評価できない。

そのため、星3で評価した。

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2023年05月18日

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