あらすじ
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理論派の芸人たちが語る「漫才の秘密」。
研究のプロたちが解き明かそうとする「漫才の構造」。
漫才は技術か? アートなのか?
お笑いファンから芸人志望者まで必読の、新しい「漫才論」。
この1冊で、「M-1グランプリ」応援がますます楽しくなる!!
【本書の主な内容】
◆「ベタは最強 アホは才能」――笑いの秘密を語ろう(NON STYLE 石田明)
◆芸人のSNSアカウント相関図から「売れる芸人の戦略」がわかる?(東大大学院 坂田一郎)
◆ど真ん中よりちょっと外がいい? 芸人が知らない「本当の位置と売れ方」(ゆにばーす)
◆「究極の内輪人間」だから僕は勝てた(マヂカルラブリー 野田クリスタル)
◆面白い「つかみ」で漫才の「本ネタ」はどこまで影響される?(東大大学院 植田一博)
◆漫才の「つかみ」は挨拶に似ている?(トータルテンボス)
◆「屁とお経とパンタグラフ」見えた! お笑いの原点(笑い飯 哲夫)
◆M-1の勝者をファンのビッグデータで予測できるか?(東大大学院 浅谷公威)
◆科学ではとらえきれない「魔物」がM-1には存在するのか?(オズワルド)
◆特別企画 2023年のM-1勝者をちょっと強引に予測してみた
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
<目次>
略
<内容>
東大と吉本興業のコラボによる、「笑い」の追究。漫才の中身を削っていく。ノンスタイル石田、マジカルラブリー野田、笑い飯哲夫の笑いの分析、東大の先生とゆにばーす、トータルテンボス、オズワルドの対談と、東大もマジでやってる感があります。統計やAI、さまざま駆使していますが、根本の「何が笑いの評価」なのかが、難しいようですね。
Posted by ブクログ
東京大学大学院と吉本興業がタッグを組んで漫才を様々な角度から研究した一冊。正直なところ芸人が語る「笑いとは?面白い漫才とは?」みたいな話は若干食傷気味な面もあったのだが、そこはさすがの東大クオリティ。科学的視点を導入した章が読んでいて新鮮。情報工学のネットワーク解析の手法を用いてTwitterの被リツイートを基に様々な芸人のファン層の重なり方を分析した企画が面白すぎる!しかもTwitterがXになってからはAPI利用制限とかで調査自体が困難になっているような気もして、そういう意味でも貴重?w
Posted by ブクログ
この本のここがオススメ
「どんなにおもしろくてもボケではなく、エネルギーしかスタジオの空気を変えることはできないんです」「生の人間から出るエネルギー。漫才っていうのは、「ボケ面白いな」よりも「やりとり面白いな」が勝ちなんですよ」