【感想・ネタバレ】イタリア 小さなまちの底力のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

イタリアの魅力を実生活や身近な出来事のみで論ずる本は多い中、これは都市を取り上げており、感情論に終始しないのがいい。パッセジャータの効能を知った感動は大きかった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ボローニャのスローガン 「保存は革命である」
質的充実への道

その土地の個性、歴史や文化の蓄積にこだわり、
人間の感性にぴったり合った質の高い生活環境をつくる。
 
「保存」conservazioneから生活できる「修復再生」restauro
ricupero

restauro
「老朽化し、機能が低下した建物を修復し、
本来の建築的な特徴、歴史的な価値を保存しながら、
現代のニースにあわせて機能を再生する仕事」
 
イタリアの豊かさは、どこからきているのか?
それは、ライフスタイルにあると思う。

ヒューマンスケールの町

世界遺産の街 トスカーナ ピエンツァ
ヴェネト アゾーラ
非機能的都市 ヴェネチュア
過去と現在を共存させる

産地 distretto industriale

コンバーター
マーケティングと商品企画機能を担いながら、
製造の各工程の下請け企業を組織する。
そして、中小企業がネットワークを形成して、
消費者のニーズに応えられる
多品種で少量の生産を実現する。

古いオリジナルなものが、美しく、
希少性があるばかりか、
さまざまな歴史の想像力を働かせてくれるから、
価値があると考える。

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2013年04月03日

Posted by ブクログ

なかなか、中身も厚くじっくり読むことができた。
やはり日本人とイタリア人では住むという考え一つとっても大違いで、陽気さや人懐っこさをふんだんに公共性を発揮できるシステムが整っているようだ。
住むということは、ある意味で人生哲学がそこに反映される。自分らしい住まいを演出するそのセンスは脱帽だ。

ただ、何より自分たちのことを誇りに思っていてそれを見せる余裕に溢れていることこそがイタリア人のイタリア人たる所以なのだなと感じた。

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2012年10月15日

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