あらすじ
同僚が仕事で成果を上げ、自分よりも早く昇進したり高給を得たりすると、ねたみの感情がふつふつと沸いてくるという人は多いだろう。だが、そんな自分の懐の狭さに辟易するなかれ。その感情は誰しもあるもの。しかもこの感情には自分を成長させる力が秘められている。怒りと恥じらいが入り混じる複雑な感情であるねたみは、使い方によって成功へ導く強力なアイテムとなる。成果主義の裏に潜む“感情の不良在庫”であるねたみの感情を、人を成長させるけん引役にするにはどうすればいいか。本人だけでなく、子を持つ親、教育者、コーチ、組織のリーダーなども必読の一冊。仕事で、人間関係で成果を上げるために必須の処方箋。
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Posted by ブクログ
「ねたみ」を単に嫉妬心としてとらえるのではなく、向上心の一環として、向上するためのエキスにしようというのがこの本の骨子。
日本人は特に「ねたみ」が多いらしいが、そういう負の感情をプラスに変えていこうという姿勢にとても共感した。
そして、具体的な方法論にまで踏み込んでいるのも良かった。