【感想・ネタバレ】霞が関の人になってみた 知られざる国家公務員の世界のレビュー

あらすじ

【酸いも甘いも体感、これが霞が関の日常だ】
ナゾだらけの働き方がリアルに面白くわかる!
楽しく学ぶ霞が関ガイド本

・官僚ってどんな人?
・国会期間中は何をする?
・政策はどう作られる?

<巻末対談>
霞が関での勤務経験者が語る、官僚の魅力と課題
「時間に対する概念を変えることが、持続可能な働き方につながる」


----------------(著者からのメッセージ)----------------------

官僚を知るきっかけに
そして、霞が関で働くことを考える際の参考に

官僚、公務員というと、「常識・前例・慣習」をモットーとした、黒子のような顔の見えない存在というイメージがあるかもしれません。
でも、世間のイメージとは違う人間味あふれる霞が関の人たちの姿を友達に話すと、印象が変わったと言ってくれたので、このナゾに満ちた知られざる霞が関ワールドを本書でもお伝えできたらと思いました。

また「霞が関」で働くことに興味や関心はあるけど、〝ちょっとブラックじゃない? 働き方の実態が見えない〟〝なんか怖そうなところ〟と思って躊躇している人に対して、霞が関で働くことを考える際の参考にしてもらえたらと思います。

本書を通じて、なかなか知ることのできないリアルな霞が関の日常を知っていただき、より国の政策や政治に関心を持っていただけば幸いです。


【著者プロフィール】
霞いちか(かすみ いちか)
他業種から30代半ばに転職し2016年から6年間、霞が関で国家公務員として勤務(現在、出向中)。エンタメ、サブカル好きで、中に入って初めてわかった霞が関での面白くて、たまに切ない日常をゆるくつづるブログを2020年にオープン。
この本を通じて、楽しく、国の政策に興味を持つきっかけになればと願う。

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Posted by ブクログ

霞ヶ関で働いていると知らないことは面白いという性質の人が多くてみんな強烈にインプットしながらアウトプットしているから勉強しないとついていけない。
国会議員を鬼、霞ヶ関の人を鬼殺隊に例えてるの面白すぎる。

本省に勤めているのは真のエリート、外局は敗れた人。

国家公務員のファッション事情
女性はオシャレ、ジャケットを羽織れば国会にもいける

厚生労働省 相手が病院のようなお堅いところがおおいため腰低くスーツ量販店
経産省 オシャレ
環境省 クールビズ スニーカー推奨
農林水産省 ゆるい 方言つよめ
財務省 圧強い
警察庁 スリーピースのスーツに角刈り、ベスト、サスペンダー率高め

国家公務員の婚活事情
婚活早め、いつ自分が病むかわからないため相手は仕事している人がいい

一つ法案をつくるために1人は犠牲者が出る、なんとおそろしい職場
ストレスや働きすぎて難聴になったりするなんて、、
しかも時によっては毎日朝4時退庁とか、本当最低賃金以下になるはずだ。

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2025年07月05日

Posted by ブクログ

官僚の印象が変わった。そうなると政治家ってほんまに何してんやろ?って尚思う。事前質問提出ぐらい期日守れ。わざとやって困らせる作戦とかやってんちゃうんか?全部官僚さんがお膳立てやってません?事務業務とか全然効率化されてなくてかわいそう。一太郎って笑。

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2025年07月02日

Posted by ブクログ

霞ヶ関あるあるがこれほど忠実に再現されている本は他にないと思います。
霞ヶ関特有の文化や、そこで働く人たちの思いに触れることができますので、これから国家公務員を志す方や派遣される方にとてもおすすめの本です。
私自身も数年前に某省庁に出向していましたので、その時の記憶が鮮明に甦りました。当時感じたさまざまな思いを代わりに言語化してくださっているようで、読んでいてとにかく楽しい本でした。

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2024年11月23日

Posted by ブクログ

官公庁での働き方を知りたい人には、とてもピッタリな本だなと思った。
国会答弁や法案審議の対応は本当に大変なんだろうな、、、とゾッとしつつも、国のダイナミズムを直に感じたり、最先端の有識者や要人と接する機会があるのは素晴らしい仕事だと感じました。

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2024年01月07日

Posted by ブクログ

官僚の仕事ぶりが書かれた本はあまり多くないと思いますが、緩くまったりと進行する内容で、楽しく読みました。
これを読んで、特に何か新たな知識が得られるわけでもないとは思いますが、大人の社会見学として面白い本でした。

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2025年10月21日

Posted by ブクログ

霞が関の官僚の日常をすごくフツーの感覚で捉え、それをすごくフツーの言葉で率直に飾り気なく紹介してくれている。内容的には、これまで官僚に対して持っていたイメージを大きく変えるものではなく、むしろ思っていた通りのブラックぶり。何とかしないと本当に担い手がいなくなると思う。そのためには、国会運営のあり方自体に手をつけないとダメなのだろうが、一体どうしたらいいのだろう。

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

霞が関の人たちは、もっと報われるべきだと思った。
勉強になる内容だった。国会など、これからはもう少し気にしてみてみようと思った。

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2024年10月07日

Posted by ブクログ

自分勝手に作り上げていた官僚のイメージが変わった
そしてその仕事内容を知ると大変だなと思ってしまう
だって国会期間中の待機時間、帰宅時間がエグすぎる
かつ忙しさが尋常ではない、これは過労死レベルだよ
そりゃメンタルや体調崩す人もでてしまうでしょ

せっかくこれだけ仕事ができる人達を擁しているなら
大限に活かしてこの国をより良くするためにその
能力を発揮していただきたいと切に願う

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2024年01月08日

Posted by ブクログ

霞が関には官僚用語というか独特な文化があります。
国会答弁での「検討します」≒「やります」に近い意味など

現代の官僚の生態系について、おそらく1番詳しく(ぶっちゃけて)書かれている書籍だと思います。

霞が関で勤務経験のある先輩たちの話が興味深くて面白かったので、ここまで言及して書籍にしてくれるのは本当にありがたい!

本当に公務員に興味あるなし関係なくいろんな方に読んでほしい!笑

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2023年11月12日

Posted by ブクログ

霞が関の日常の話。めちゃくちゃ分かりやすく書かれてて官僚が身近に感じる、いや大変過ぎやん?働き方改革…。けど官僚ならではの激強解決方法とか面白かった。あと作者とドラマ趣味被ってるから霞が関ドラマ大賛同。ほんまドラマしてほしいこのキャストで見たい

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

霞が関で働く中の人で民間から技術職として中途で役人になった人からみた国家公務員の話。
働き方改革の時に国会対応の無駄について話題になったが、中の人からみてもやはり不満がいっぱいのようだ。

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2025年07月10日

Posted by ブクログ

民間から中途採用で国家公務員になった著者の体験談と、霞ヶ関官僚のお仕事紹介。軽い感じで書かれていて、ざっくり読む分には悪くない。

ただし、良くも悪くも表層的なので、その点は注意が必要。(守秘義務なのか、具体的な話は書けないと思われ)
あと、鬼滅の刃やスポーツ観戦に例えるのは、正直分かりづらい。

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2024年09月15日

Posted by ブクログ

霞ヶ関の人たちがどうして激務なのかが垣間見れた。
優秀な人たちが、ただ消耗されていく姿がつらい。
これを読んだら、国家公務員になろうという気が失せる人が続出しそう。

国会議員は、国家公務員の時間と能力をもっと大事にしてほしい。
無限にあり、使い放題と思ってもらっては困る!

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2023年11月05日

Posted by ブクログ

官僚という仕事がよくわかった。国の政策に関わるため、大いにやりがいがある。しかし、残業代が出ない、帰れない、など明らかにブラック。
さらに、国会議員に振り回される。しかも公務員側から要望する術がない。IT化されておらず、非効率も多い。とてもなりたいとは思えなかった。
そして、ゆっくり考える暇もない。だから財務省の財政破綻へのこだわりも変わらないのだろう。

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2023年06月13日

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