感情タグBEST3
Posted by ブクログ
エヴァ・エリクソンはだいすきな画家さん。
なかのさし絵もひとつひとつみんな表情がすばらしいです。
仲良しの友だちエッラがひっこしてしまって悲嘆にくれるドゥンネ。じつは家庭でも、かつておおきな悲しみがあったことが、読み進めていくとわかってくる。
でも、悲しみにくれて学校でケンカをしちゃったり、ケガをしたり、いろいろあるなかでも、ドゥンネは、またまわりの子と少しずつ仲よくなったりして、たのしいことをふやしていく。
子どものたましいの躍動感が自然に描かれていてとっても好き。ドゥンネを見まもるお父さんや、学校の先生もいい。
はやくまたエッラに会えるといいね。
Posted by ブクログ
初めて読んだ作家でしたが、とても好感が持てました。
1年生になって、友だちができるかどうかの不安な気持ちがうまく書かれていました。日本の子どもだろうと、スウエエーデンの子どもだろうと不安は一緒ですよね。
挿し絵の子どもたちの表情もとても愛らしくて、お話にあってました。
Posted by ブクログ
ドゥンネは一年生の女の子。初めは不安だった学校生活もエッラ・フリーダという親友がてき、毎日幸せでいっぱい。ところが、フリーダが引越しすることに。ドゥンネは幸せから一気に不幸せな気持ちに…。外からは見えなくても、日常の中で大きく揺れ動き、変化していく子どもたちの心。物語の中に会話文はほんの少し。描写からドゥンネの気持ちが伝わります。過去を振り返る構成のせいか、少しスーッと入っていけなままに終わってしまった感じもありました。鉛筆画の挿絵がぴったり。小学校低、中学年。