【感想・ネタバレ】黒紙の魔術師と白銀の龍のレビュー

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Posted by ブクログ

神社で見つけたトカゲ。捕まえてみると、ただの折り紙になっていた。確かに動いていたはずなのに…
和紙で折られた折り紙が現代と古代を繋ぎ、子ども達の勇気、友情が試される熱い物語。

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2023年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ごめんなさい、あんまり好みじゃなかった…。
ここから先の感想は「大人のひねくれた私」が読んだものであって、児童向け作品なのでお子さんが読んだらたぶんだいぶ違うものになるだろうな、ということで、感想は大人視点の辛めになるけどご容赦ください。

タイトルと表紙の装丁から勝手に本格ファンタジーだと勘違いした私が悪い。よく表紙を見たらちゃんと現代のお話ですよってイラストになってるんだけどね。もっとくだけたタイトルで良かったのでは。
いい話だと思うんですけど上記の期待がいきなり裏切られてしまったこと、冒頭から急にキャラクターが3人いて、全員男の子で、さらにもう1人の情報が出てきて、読み飛ばし斜め読みの癖がある私は主人公誰?あれ今何人いた?今何がどうなってる?と割と混乱してしまった。悠馬、皇輝、智哉、啓図の容姿の特徴もあまりないし。皇輝って名前はなんとなくイメージ的にガキ大将ぽさがあるなあとは思ったけどそっちに意識が行ってしまって悠馬が主人公ってすぐ飲み込めなかった。これは斜め読みしてた私が悪いのですが。
好きなものを好きって言って何が悪い!って悠馬の主張やこの作品のテーマも悪くないと思う。でも、「みんなで千枚折り紙を折りましょう」「なぜなら古い言い伝えの龍を助けるためです」の繋がりが良くないというか。皇輝以外全員協力してくれたのもお話の都合上仕方ないと思う。だけどたぶん高学年(四年生以上?)の子供がすんなり受け入れるかな。私がクラスメイトなら疑う。
昔の話にして白圭とうつしみだけの話にしてしまえば、としてしまうと恐らくテーマが言えなくなる。プラス、今より紙が貴重で裏にまで色々書いてたような時代にわざわざ折り紙やるのかな?って疑問が湧いてしまう。作中でも「献上品になるほど高価」ってあるし。
あとネットで知識のやり取りするのを悠馬(啓図も?)が誇りにしてる描写があって、そこは今の子たちのリアルでいいだろうなって思うけれど、昔の人間の私は大人を介さずネットを拠り所にする小学生正直ヒヤヒヤする!ってなってしまって気が気じゃなかった。ネットはいい大人ばかりがいるわけではないので。騙されたり嫌な思いや怖い思いをする場所でもあるので。学校ももちろん大変だけど学校の比じゃない怖い側面もあるので手放しで受け入れられる設定じゃなかった。すみません。キッズフィルターつきだから平気なのかな。そこは知らないけど。
ひと夏の冒険としてすごくいいのに細かなところが微妙に気になって入り込めなかったです。
クラスメイトの何気ない言葉で傷ついちゃうこと、子供ならではのすれ違い傷つけ合いでこじれちゃうリアルさや苦しさも時代に合っててそこはすごく良かったのにな。自分の拾ってきたトカゲで先生がいなくなったから罪悪感持っちゃって探しに行きたいって動機も良かったのに。

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2023年08月07日

Posted by ブクログ

児童書。
以前よりオタク(?)が評価される時代になっていると思うんだけど、折り紙男子や植物男子はいまだに虐げられたりするのだろうか。
好きなことにまっすぐな人は現代にも古代にもいて、それが作品中では折り紙で繋がっていくところが面白かった。
事件っぽさを出すためか、警察やマスコミが少し出てくるけど、ここはファンタジーに徹してもらってよかったかなと思う。

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2023年04月26日

Posted by ブクログ

折り紙とファンタジーどちらも楽しめる作品。白龍と黒鳥が戦うシーンは緻密な描写だったため迫力があった。
だが、少し展開が早すぎるのでは?と思った。

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2022年11月24日

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