あらすじ
■空き家・古家不動産投資とは、
物件を安く買い、リフォームをして
収益賃貸物件に再生することです。
いまや空き家・古家は社会問題になっており、
これからも増加の一途をたどっていきます。
また両親などから相続した物件も
「空き家対策特別措置法」により、所有者の負担が大きくなります。
・空き家を放置すると行政が勧告・強制撤去とその負担が求められる。
・固定資産税が3~6倍に跳ね上がる。
こうした物件を再生し、家賃収入に変えることも
この空き家・古家不動産投資では可能です。
■空き家・古家不動産投資の鍵はリフォーム法にあり
ふつう不動産業者やリフォーム会社に依頼すると、
「ここも直したほうがいい、ここは新品に入れ替えたほうがいい」
というように、業者の言いなりで改修してしまいます。
せっかく安く購入した物件でもリフォーム代が高くつき、
家賃設定も高くなり、入居者も付かないというケースが多々あります。
つまり、空き家・古家不動産投資は、
リフォームしだいで大きく変わってくるのです。
入門書として初めての方でも始められるよう
ステップ形式で解説していきます。
ステップ1 空き家・古家はどういったものなのかを実例から体感
ステップ2 利回り計算、家賃設定、リフォーム額等、物件購入のポイント
ステップ3 儲けを出すための格安リフォーム術
など
350棟以上の古家を再生し、
賃貸物件にしてきた実績の著者が、わかりやすく解説した1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
不動産投資を始めたく手に取った本。空き家問題が深刻となっていることを上手に活用し、古家をリノベして不動産投資することについての基本がざっくりと知ることができた。しかしながら、私が理想とする、古家をリノベしてヨーロッパ風のおしゃれ物件にしたい、単価をあげたい、という希望を叶えるのは非現実的な印象。空き家問題で対象となる物件のエリアなども勘案しての入居者ターゲットは、そもそも40代前後の家族(2~3人)で5万円以下などで住みたい、生活貧困層や生活に何らかの問題がある方が多いそう。確かに複数の子供を抱える母子家庭や複数のペットを飼っている飼い主など、通常のアパートやマンション賃貸では審査が通りにくい方々にとっては、3LDKなど広くて音や周りを気にせず住める、なおかつ5万円以内の戸建て、となると非常にありがたい存在なのだろうと思う。需給が一致しているのだなと感じる。
とはいえ、正直な感想をいえば、協会ビジネス感が否めない本。しかし、百聞は一見に如かず。上手にバランスを見ながら実際に物件を見るなどし、知見を増やして行きたい。
Posted by ブクログ
全国古屋再生推進協議会で行なっている方法を紹介しながら、古屋を再生して不動産投資を行なう方法が説明されている。一般の方が、協議会に入会することで、オンラインセミナーで学んだり、物件ツアーに参加したりできるようだ。自分で物件を見て、実際に投資をしている人の話を聞くことは、大切なことだと思った。印象に残ったのは、①確実な家賃設定を試算することが大切②投資不動産探しは、お宝探しの冒険者にならなければいけない③本当のノウハウは現場にある