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Posted by ブクログ
裁判員制度が始まるずっと前に読んだ。
裁判に興味をもつきっかけになった本。
ドラマ化は…いまいちだったな。
事件、裁判と 人生にはドラマがあるんだなと。
罪を犯した人間、経緯を理解しないと裁けない。
最近の、理解しづらい、病的性格のもとの殺人や暴力事件には心が痛むけれど
この本は、犯罪や犯罪者に対する憤りも感じつつ、人間がいきていく悲しさ、可笑しみが感じられる。
Posted by ブクログ
旅のお共として。久しぶりの北尾トロさん。正直もっと面白いと期待し過ぎちゃったな。私も裁判傍聴したいけど、やっぱ近くに住んでないとなー。一地方民の私としてはなかなか行きづらい。あと、これを読んだ直後に行った某温泉施設の漫画コーナーにこれを原作とした漫画が並んでてびっくり。しかも結構な巻数あったんだよな。読まなかったけど。
Posted by ブクログ
あらゆる事件に関して完全に他人事、野次馬根性だけで被告をおもしろおかしく観察するエッセイ。
人の人生がかかった裁判をただのパフォーマンス、エンターテイメントとしかみていない筆者。
不快感がないといえば嘘になります。
しかし、裁判傍聴という今まで全く垣間見たことのない世界のお話には正直好奇心が湧いてしまいついつい読み進めてしまいます。
遠いようで近い、近いようで遠い裁判の世界、筆者の感情も偽りなく表現されていてそれが非常に生々しい。
結局人間は「他人事」への興味が強いのだ、ということに気づきました。この本を読む私も野次馬です。綺麗事を並べてもやっぱり気になってしまうのです。
ですが、正義感が強く物事に感情移入しやすい人は少し嫌な気持ちになるかもしれませんので万人におすすめはできません