あらすじ
重度な植物オタク女子×イケメン料理人のおいしい恋の物語
住宅街から少し外れたところにある『箱庭レストラン』。
そこは、『完全紹介制＆予約制』かつ『料理は基本シェフのおまかせ』と一風変わったレストランだった。
恋愛に奥手なみどりは初恋の人と一緒にレストランで働くことに――！？
重度な植物ヲタクのみどりは、地元で初恋の人『実咲くん』と再会する。
久しぶりに会った実咲は植物であふれるお屋敷で『箱庭レストラン』を営んでいた。
そのお店は、『完全紹介制＆予約制』かつ『料理は基本シェフのおまかせ』と一風変わったレストランだった。
彼の誘いでみどりはレストランで働くことに――！？
プロローグ
一皿 再会と春キャベツのペペロンチーノ
二皿 秘め事と鶏肉のイチゴソースがけ
三皿 兄弟喧嘩と採れたてトマトのカプレーゼ
四皿 薔薇のお屋敷と抹茶カスタードアップルパイ
五皿 誕生日とお花のバタークリームケーキ
エピローグ
■著者
石川県出身。2016年に「あなたのドコかに花が咲く」で第2回お仕事小説コン特別賞を受賞。
2017年1月にモーニングスター大賞で「余命六ヶ月延長してもらったから、ここからは私の時間です」が受賞。
同年3月に「あなたのドコかに花が咲く」を改題した『花屋「ゆめゆめ」で不思議な花束を』(マイナビ出版)でデビュー。
著書に『金沢あまやどり茶房』（アルファポリス）、『かりそめ夫婦の育神日誌～神様双子、育てます～』『ウソつき夫婦のあやかし婚姻事情～旦那さまは最強の天邪鬼!?～』（ともにスターツ出版）などがある。
■カバーイラスト
ジワタネホ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
もうこれは逃げられないパターンですね。おいしいですありがとうございます。
レストランを開いている初恋のひとと再会して、そこでバイトすることに。まわりは早くくっついてくれという状況で、彼も離さないぞという気持ちがだだ漏れてます。続きでは、きから始まってすで終わる2文字くらいは進展してほしいところですね。
Posted by ブクログ
はーちゃんがひたすらに可愛いです！
はーちゃんが癒しです！！！！！！
ヲタクさんは1度スイッチが入ると、永遠と饒舌に話続けますからね～
知らない人が見たら、ドン引きですよね…。
美味しそうなご飯も出てきて、植物についても学べて…
一石二鳥な本でした！
Posted by ブクログ
初恋は実らないって言うけどこの話には当てはまりそうにないなぁ!
なんとももどかしいやりとりが!!
お互いが意識してるのにお互い気付かないなんて!
しかもちゃっかりバイトとして近くに置いたりから攻めて来るなんて
みどりもお兄さんから話を聞いてお互いのためにって動いたり､自分の想いを少しでも伝えて言葉じゃないけど少しでも進んだね
次はどうなるのかなぁ〜
Posted by ブクログ
沢山の植物に囲まれた魅力的な料理を提供してくれる箱庭レストラン。こんな隠れ家的な癒されるレストランがあったら私も行ってみたい。
四皿の章の常連のお客さんの誉様の旦那様への想いもすごく素敵だったし、五皿の章の六条兄弟の話も感動しました。実咲くんお兄さんと仲直りが出来てよかったね。
みどりと実咲の恋もなんだかんだ順調にいってくれそうで( *´艸`)
Posted by ブクログ
割と分かりやすい態度を取っている実咲くんだけど、みどりには届いていない模様。
みどりは初恋だから仕方ない部分はあるけれども、他のことはスマートにこなす実咲くん、案外みどりに対しては最善手が打てていない。
あそこで変に遠慮するから伝わらないんだぞ、とラストを読んで思ったり。
彼にとって出会ったそのときから大事な子なことは変わりないけれども。
誉様は占い師か何かかと思っていたら違ったし、社長候補ってもしかして実咲くんのことかと思ったら（対外的には間違いないかもしれないが）別人も出てきたりと予想がなかなか当たらなくて、面白かった。
植物モリモリ、美味しいお料理も添えて二人の恋模様をのんびり見守る感じだが、お客様の悩みや縁を繋ぐ話としても魅力的だった。
特に誉様の話には胸いっぱいになった。
いいご夫婦だ……！
結婚記念日を素晴らしい日に上書きした主役二人の活躍がよかった。
Posted by ブクログ
久しぶりの実家で、ついでに思い出の地を…と歩いたら
食事の恩人にばったり遭遇。
美味しそうな料理と、小さく悩みを抱えた客。
紹介されて予約して、なので
非常に落ちついた空間が想像できます。
当時知らなかった彼の背景もちらほら、で
その辺りもほわっと解決。
告白をためらってもじもじしているような
料理人宅の家族の関係に、わぁ…でしたが。
全体としてそうですが、はたから見ている方が
解決策は早いのがよく分かります。
主人公と料理人も然り、ですがｗ
