【感想・ネタバレ】「燃え尽きさん」の本のレビュー

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Posted by ブクログ

自分が燃え尽きかもと思い読んでみました。最初は知ってることばかりかもと思いましたが、読み進めていく内に、日々の忙しさの中で自らが意識できていなかったこと、整理できなかったことが書き連ねてあり、読み進めることが内省につながった部分もありました。環境を変えなければいけない人には、即効性はないかもしれませんが、自分の意識次第でなんとでもできる『火種』と『薪』の部分については、すぐに取り掛かれるかと思います。また、三種類の燃え尽きに対してそれぞれ意識しなければいけないポイントがあるなど、「燃え尽き症候群」自体に関しての理解が、シンプルに整理できるのも、より有効な対策を講じる上で重要な点であると思いました。筆者が産業医ということもあり、人事・組織の観点からも参考になる点があり、思わぬ収穫でした笑 今後はより一層健康×組織経営が重要になるものと思われますので、こうしたテーマはさらに注目されることになるだろうと思います。一見の価値ありかと思います。

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2022年10月11日

Posted by ブクログ

セミリタイアした自分に当てはまるところが多々あった
病気というほどではないが、気力がわかない感じ
会社辞めて強制されるスケジュールがなくなると、生活サイクルが乱れる
燃え尽きと自律神経の乱れが合わさった感じで悪化

回復するための1ステップ目「安全生活」で、生活サイクルを整えることが大事

もしかしたら、年金生活に入るタイミングで、当てはまる人が多くなるのではないかと思った

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2024年03月10日

Posted by ブクログ

周囲に燃え尽きている人が増えているなあ〜と感じます。

5人のセコンドを意識しようと思いました。

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2023年05月11日

Posted by ブクログ

「燃え尽きさん」の本
著:池井 佑丞

燃え尽き症候群とは、一言でいえば、仕事などを頑張ってきた人が、まるで火が消えてしまったかのように、仕事への意欲・関心をすっかり失ってしまう状態のことで、別名「バーンアウト」とも呼ばれている。

燃え尽き症候群がきっかけで、うつ病などのメンタル疾患を発することも珍しくない。そうなると治療に長い時間がかかり、本人もつらい状態が続き、家族や職場などの周囲にもさまざまな影響が及ぶ。

大事なのは、「燃え尽きなのかも?」と気づいた段階で、きちんと対策をしていくことである。

本書の構成は以下の6章から成る。
①「燃え尽き」は誰にでも起こる現象
②燃え尽きてしまったときは、まず「燃える土台」を整える
③再び燃えるためには「火種」と「薪」が必要
④上手に燃え続けるための「環境」の整え方
⑤身近な人が「燃え尽きさん」かも?と思ったら
⑥燃え尽きが起きやすい組織への処方箋

誰もが「燃え尽きさん」を経験しぎりぎりのところで耐え忍んで過ごしているという一面を持つ。止まない雨はない。どんなに長いトンネルでも終わりがある。そうは思っていたも当事者にはなぐさめの言葉にもならない。

その対処法としては、やはり本書でもあるようにほったらかしにしないことである。現状のそのレベル感から対処するレベルを考えて、予防・防止を行うと共に渦中にあれば、また違った対処を自分だけではなく、まわりの援助も借りながらしかるべき対応を検討する。

沼のようにはまる前に回避するのは簡単なことではない。自己での危機意識を高めると共にそうなったためのセーフティーネットを自身でも準備する等も必要かもしれない。

自分ではコントロールできないことが多い時代。
それを受け入れてコントロールできること、できないが回避できることなど切り分けてなるべくコントロールできることを増やすと共に、それ以外のぶんには割り切って対応する等の考え方の切り替えも必要となる。

本書は燃え尽きさんになった状態ではなかなか頭に入ってこない。そうなりそうだ。なっている人を助けたい。その段階や環境の方に特におすすめしたい。

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2022年06月19日

Posted by ブクログ

自身に思い当たるところがあり、現状をどう打開するかのヒントを求めて読んでみた。

燃え尽きの詳しい種類や対策を分類して解説している。実際に燃え尽きてしまった場合には、まずは休養することにより土台を整え、そこから自分の認識を積み上げ(いろんな自己啓発本にある様な価値観の見つめ直しなど)、その芯を大事に持ちながら環境をアジャストさせていく。当たり前というかよくある話の様にも思えるが、特効薬があるわけではなく一般的に言われていることの意味をちゃんと理解しながら倣っていくべしということなのだろう。

燃え尽き症候群が疾患として規定されず、あくまで症状・状態とされているのは、個人の問題とされてしまう懸念があるからだとの引用あり。あの人はそういう病気だから、ではなく、その状態を招いてしまう組織の課題として大きな視点で情報を周知したり対策や予防に取り組んでいくべきなのだと理解した。

日本の終身雇用継続の中で生まれたと言われる働かない妖精さんたちの中にもこういう被害者が実は含まれているのかも。だとすると今後の組織運営や生産性改善の面からも目を向ける価値がある話題なのでは。

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2023年01月27日

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