【感想・ネタバレ】だまされる視覚: 錯視の楽しみ方(DOJIN文庫)のレビュー

あらすじ

まわる! ゆれる! ゆがむ!
驚異の錯視ワールド、ふたたび。

止まっている絵が動いて見える、
同じ明るさなのに同じに見えない、
まっすぐなはずの線が傾いて見える……。
錯視デザインの第一人者が、錯視図形のつくり方を指南しながら、
錯視の心理学も解説した究極の錯視ガイドブック。
新たに「赤く見えても赤ではない……自分でつくれる色の錯視」を加えた。

●あとがきより
錯視デザインは他人がつくったものを鑑賞するだけでも面白いが、
自分自身でつくる醍醐味はそんなものではなく、極上である。
究極の道楽なのだ。

第1章 錯視とは何か
第2章 静止画がなぜ……止まっているものが動いて見える錯視
第3章 同じ明るさなのに……明るさの錯視
第4章 水平のはずが……傾きの錯視
第5章 赤く見えても赤ではない……自分でつくれる色の錯視
第6章 だまし絵は錯視か?――いろいろな錯視

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Posted by ブクログ

ネタバレ

よくもこれだけ錯視デザイン(と本人は呼びたいそうだが)を集大成したものだと思う。素人にはややとっつきにくいが、少しでも視聴覚系の知識がある人は楽しめるだろう。文庫本にして少し残念なのは、全体的に図が小さくなったこと、裏写りがすること、複数の図を同一ページに並べざるを得ないレイアウトになっていることなどにより(と思われる)錯視量が全体的に減少してしまっていることだろうか?
特に作者の作品の中でも一番の「蛇の回転」は文庫本ではあまり動いて見えないが、作者Webページのカラー図だと実によく動いて見える。他の錯視デザインも集約してあるので、Webページで確認することをおすすめする。

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2022年06月29日

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