【感想・ネタバレ】ＲＡＰＰＯＲＴ 最強の心理術 謙虚なネズミが、独善的なライオンを動かす方法のレビュー

ローレンス・アリソン / エミリー・アリソン / 内藤誼人

[ブクログ · ★★★★★]

相手に自分の価値を刷り込むこと
ラポール　という関係を築くこと。
聞くこと。共感すること。率直に相手に要求を伝え、皮肉やマイナス面の表現を入れないこと

[ブクログ · ★★★★☆]

作品ごとの邦訳し方にもよるのかと思われるが、この手の作品はなにを言いたいのか良く分からない内容になるものも多いが、一つ一つの文章が分かり易く書かれ、比較的理解し易く仕上がっていると思う。全てに納得した訳ではないが、これまで生きてきた中で遭遇した場面、対人関係で忘れることが出来ない良くない結果などに当てはめて考えられる部分も多くあった。この作品を手に取った時は、何を言ってるタイトルなのか、さっぱり分からなかったが、読み終えてタイトルの理解に至ったとともに、金と時間使って読んだのは悪くなかったと思えた作品だった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

・ラポール＝共感、心の結びつき。相手の話を聞き理解する。
・ラポールの原則「HEAR」
Honesty正直さ、Empathy共感性、Autonomy自律性（相手を尊重）、Reflection反射（相手の言葉を繰り返す）
・4つの動物
ティラノサウルス＝対立、サル＝協力、ライオン＝支配、ネズミ＝追従
自分と相手はどの立場を取ろうとしてるのか理解しながら話す。自分と相手の関係において、対立・協力は同じ態度、支配・追従は反対の立場を取りがち。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ラポールを築くにあたって、とにかく「聞く力」が重要なことはわかった。HEARの法則は役立ちそう。相手の立場に立つとは口では簡単に言えるが、実際は相手の頭に入り込むような皮膚に潜り込むような感覚と書いてあり、衝撃を受けた。動物で分ける考え方はイメージしやすい。特に育児に置き換えたときに取り入れやすいと思った。