工藤妙子のレビュー一覧

  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    すべての読人(よみんちゅ)に捧ぐ――
    もうすぐ絶滅するという紙の書物についてばかり語っている訳ではない、が、それ以上に面白い、オモシロイ、示唆に富んだ対談。USBからフランス詩、インキュナビュラ(グーテンベルクの印刷術発明から15世紀末までにヨーロッパで活字印刷された本)に名著珍本、焚書と禁書、空き巣まで……
    読み終わったら誰もがこう思うはず。
    ”本から離れようたって、そうはいかない”!!

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    2015年06月08日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    本というメディアについての対談集。
    恥ずかしながら語られている小説や映画のほとんどを知らず、知っていればいっそう面白く思えたのにと、自分の無学が悔やまれました。
    しかし、知らなくても言いたいことは伝わってくるので、のめりこんで読みました。
    タイトルからして電子書籍化についてがメインなのかと思いましたが、そうでもありませんでした。
    非常に多岐に渡るテーマで語られており、飽きることなく最後まで読み通せました。
    特に馬鹿とまぬけと阿呆の違いなどは笑いつつも唸らされます。

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    2013年05月14日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    本好きなら、ちょっと「ぉっ」って思うと思う装丁と題名。小口の染めといい、遊び紙の質といい、これだけで手に取りたくなります。ちなみに、内容はといえば、思いっきり本マニアな二人がひたすら好きな本について語るという・・・。冒頭に、紙の本は絶滅するなんて思ってないと二人して確認してますし。読みたい本、飾りたい本、色々な種類の本好きがいるけれど、私達二人は満足してるよ、とそんな本ですw やたらと綺麗な装丁は、本棚に入れておきたくなるかも。

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    2013年05月11日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    ネタバレ

    フランスとイタリアの「老練愛書家」2人よる対談。タイトルからみて、紙の書物は絶滅するのか?という問題意識で手に取りましたが、それに関しての2人の答えは一貫していて、それよりも、ありとあらゆる情報が入手可能になった現代、私たちはどう情報と向き合ったらいいのか、本質的な示唆に富んだ視点が盛りだくさんで学びが多かったです。

    ・これから求められるのは、考えをまとめて結論を導く技術、真偽を確かめられない情報をチェックする方法
    ・書くという行為は常に危険を伴ってきたし、今でも変わらない
    ・過去がそのままの姿で我々のもとに届くということはまずない
    ・我々自身が情報提供者になり、善意で悪気なしに情報をねつ造

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    2012年05月29日
  • イスラエルとパレスチナ 紛争の解剖学

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    概説書として手に取りやすい厚さ。
    イスラエル史をざっくりと理解するには良いかも。
    ただし、因果関係などを理解するには量が中途半端で、アメリカがどういう経緯からイスラエル支持にまわったかなどが語られていない。特に2023年のテロについてはほとんど触れられていない。
    やや「きちんと知りたい」という人には内容が不足しており、そこが残念だった。

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    2025年10月19日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    なんせ、朝の通勤の時しか、それも山手線に乗って池袋から恵比寿の間の時間でしか読んでなかったもんだから、えらい時間がかかってしまった…

    にしても読んでる人は読んでるというか、この二人は、とにかく蔵書の数が万単位だというから、本当に世界は広い。でもやはりというか、もちろん全部に目を通しているわけではないし、もう死ぬまで読まなくてもいいと思っている本だってあると聞いて、結構共感できたな。ま、全然格が違うんだけど。

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    2021年02月12日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    ネタバレ

    綺麗な本です。買わされます(笑)

    電子書籍より紙の本がいいよ!という本ではなく。
    書物はどんな風に扱われてきたのかということを、延々話し合っております。

    その中で、データの儚さ、味気なさに言及しているのですが、私が小さい頃に愛用していたMDって、CDの次にやってきた媒体だったのに、ほんと滅びてしまいましたよね。
    紙は、少なくとも紙以上にはならない(だろう)から、難点はあるけれど、何かに取り変わられる怖さはないのかもしれない。
    一方、データや入力方式については、まだまだ新しくなってゆく。

    それは紙にとっては脅威だ!とは思わなくて、紙に出来なかったことを、どう補うんだろうという、期待もあるの

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    2019年08月14日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    2人の愛書家エーコとカリエールの本に纏わる対談本です。特筆すべきは2人の引き出しの多さで、書籍、物語、あるいは情報について、自分が気づいていなかった視点からの見方が知れたのが有意義でした。

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    2019年01月03日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    ●書物はできた当初からすでに完成されたもの。それに比べ新しいメディアは進化の途上であり、使い方をマスターしなければならない上に、すぐにより新しいものができて、またマスターし直す必要がある。その点が、紙の書物の優位点である。

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    2018年10月22日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    ウンベルト・エーコとジャン=クロード・カリエールによる書物をめぐる対談。
    現在に至るまでにどれほど多くの書物が消えてなくなっていったのかという指摘は新鮮だった。
    現在出版されている本も、どれだけの書物が後世に残っていくのだろうか。そんな視点で現在の出版物を読んでいくというのも、なかなかおもしろいと思う。

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    2016年12月21日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    記号学者と脚本家の対談。本を愛し古書や稀覯書を収集しインキュナビュラの探求経験がベース。人類の愚かしさの礼賛。書物・愛。

    人類の本と歴史の流れの中での今。ひとつの到達点かも。

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    2014年02月01日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    著書を読むと圧倒されるが、対談にしてみると人となりが見えて少しほっとする。碩学は変わらないが、理系部分のぽっかりとした穴が見えるのも興味深い。現代に万能人たることの難しさか。

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    2013年08月17日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    「スミスの本棚」の池上彰氏にて紹介されていた一冊。海外の「本の虫」がどんなだか見せてくれる対談集。
    タイトルはさも紙の本 VS 電子書籍な印象を抱かせるが、実際は紙の本が如何に愛好されてきたか、その魅力は何かをコアに語っている。様々な書名や作家名が登場するものの、そのほとんどがついていけない…。

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    2013年06月30日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    紙の書物が絶滅するのか否か、その答えは冒頭に書かれてしまいます。
    結果が出てしまった後に続くのは、エーコとクロードの雑談です。
    彼らの飽くなき書物への愛情が長々と綴られる一冊。

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    2016年09月08日