青島顕のレビュー一覧

  • MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人
    モスクワ放送の日本語放送のアナウンサーの生きざまを著者が調査、取材した内容で構成されている。
    1970年代に流行したBCL(海外放送聴取)でモスクワ放送を聞いていた方は、興味深い内容と思う。
  • MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人

    タイトルの意味がよく分かりました。
    なんでロシアのプロパガンダに加担するのかと
    批判しかできていなかった自分は、無知で愚かだった。ロシアにちょっとでも興味がある方には、ぜひ、
    国営放送や政府系メディアの情報に触れてみていただきたい。
  • MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人
    ソ連からの外国語放送。モスクワ放送で働いた日本人達の過去と現在を追った力作。分かり合えない二国の架け橋となろうと人たちの人生に感動。

    ニッポン放送1242Hzより一つ高い1251Hzだったので、モスクワ放送は電波の通る夜に聴いたことがある。独特の抑揚の日本語、日本のマスコミとは異なる視点のソ連の報...続きを読む
  • MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人
     自分がロシアと関わりを持ったころは「モスクワ放送」、極東に足繁く通ってた90年代は「Voice of Russia」、しばらく離れていて、2012年からまた関わり出したら、2014年に「ラジオ・スプートニク」に名称変更。そして今やインターネット放送からサイト情報へ。「声」として聴くことは叶わない。...続きを読む
  • MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人
    戦後、モスクワ放送から日本に向けてラジオでソ連のことを伝えた日本人らのルポルタージュ。自ら越境した人、捕虜から伝える側に入った人など様々。戦後から冷戦時代のことについては概ね口が重いなあという印象だった。話せないというより話したくないことが多いのではと感じた。最後にロシアに関わった人の思いは、“ロシ...続きを読む
  • MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人
    ソ連の時代、外国に向けたラジオ放送が国家主導でなされていたという。日本語の放送もあり、それには日本人が関わっていたという。シベリア抑留者もいれば、自ら赴いた者もあり。
    MSXがソ連にも持ち込まれていたらしいことをXで知ったが、今の中国かそれ以上に不穏であった観のあるソ連とも、民間レベルでも意外に交流...続きを読む
  • MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人
    ほとんどの国から嫌われているであろうロシア、実際はどこの国とも同じように99%の人々は、平和を望んでいると少し理解できました。
  • MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人
    開高健ノンフィクション賞

    数十年前、ラジオを聴いていると、よく、モスクワ放送や、中国、北朝鮮のプロパガンダ放送が聴こえてきたものだ。ガーッという、妨害放送もよくあった。そのモスクワ放送に携わっていた人たちの話。
    「悪の帝国」とか「おそロシア」とか言われるロシアやソ連だが、そこに住んでいた人にとって...続きを読む
  • MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人
    これはロシアに限らずだが、国家間の対立が激化する中で、どんな時でも架け橋になろうとする人たちや人生は存在するのだなと感じられた。当然そういう役割を担うことは、現代よりはるかに難しいわけで、尊敬すべき人生。
  • MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人
    面白かった。BCLをやっていた頃はモスクワ放送をよく聞いていたが、子供だったし東西冷戦とかよく認識しないままだった。遠くソ連のモスクワから放送されているのを聞くということに意義を見出していたから。この本を読んで当時のその内部の話を知ることができ、とても興味深い読めた。