平野翔大のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ自身が育休取得した初期に参考として読んだ。理路整然としわかりやすく、共感できることよ多く、かつ教訓も多く大変参考になった。
妻と夫は認識の差異が生じることもあるが、男女といった外形論で片付けず、しっかり話を聴き何が求められているのかコミュニケーションすることが重要。一方、夫もかつての大黒柱のように完璧主義を求める環境にはない(夫婦共働きで何か一つだけを完璧追及する環境にはなくバランスを取ることしかできない)ので、自分も不完全であることを妻に理解してもらえるようコミュニケーションし、妥協や外部に頼ることは頼る必要があると感じた。
★育児期のパートナーへの気持ちの調査結果:夫から妻には殆ど変化な -
Posted by ブクログ
育児に関しての本は男性にダメ出しするばかりのものが目につくが、本書はむしろ、そうした社会に疑問を投げかけ、労働と育児へのフルコミットが求められる男性への支援の必要性を訴えるという点が目新しく、共感した。
女性が昔から(今も)不利な立場へ追いやられてきたという背景があるにせよ、今の若い男性は、生まれた時から加害者の烙印を押されているように感じる。男女平等な社会に変わっていくのは必要だが、古い社会や上の世代のツケを返せとばかりに男が叩かれ、「特権階級」なので逃げ場無し、みたいな雰囲気を感じる。
したがって、例えばデータを用いて、「今の日本人男性はむしろ欧米よりも自分の時間を家族に使っており、悪いの