日本女子大学現代女性キャリア研究所のレビュー一覧

  • なぜ女性管理職は少ないのか 女性の昇進を妨げる要因を考える

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    「なぜ女性管理職は少ないのか」、リーダーシップや会社組織の問題について書かれているものと思って購入してしまいました。
    そうではなくビジネス社会での女性蔑視、ジェンダー差別、ミソジニーに通じる問題について書かれた本でした。
    偶然にも「82年生まれ、キム・ジヨン」のあとこちらを読み、結果とても良い学びとなりました。
    終わりの方に書かれている「女性も既得権を手放していない」というフェミニストカウンセラーの言葉が印象に残りました。職場では女性差別に憤りを感じているのに、プライベートでは「女性は弱い存在だから守られるべき」というような考え方を持っている自分に気付いたからです。
    「性差を超えて個人の違いを尊重する社会」に向けて、継続して学ぶ必要性を感じました。 

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    2020年05月16日
  • なぜ女性は仕事を辞めるのか 5155人の軌跡から読み解く

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    なぜ女性は仕事を辞めるのか: 5155人の軌跡から読み解く。岩田正美先生と大沢真知子先生の著書。女性が仕事を辞める理由はもちろん人それぞれであるとは思うけれど、女性が簡単に仕事を辞めてしまうような組織はそれだけ女性にとって魅力がなくて、働く価値がないと思われているという危機感を持たなくてはならないと思います。

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    2019年01月13日
  • なぜ女性管理職は少ないのか 女性の昇進を妨げる要因を考える

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    予言の自己成就
    好意的性差別主義
    大学生まで女性のリーダー経験、適性は同じ
    男性っぽいリーダーシップを発揮する女性は支持されない。女性性であること、また女性性らしく振る舞うことにリーダーであることはなんら問題が無い。

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    2023年11月03日
  • なぜ女性は仕事を辞めるのか 5155人の軌跡から読み解く

    Posted by ブクログ

    日本女子大学現代女性キャリア研究所が2011.11に実施した、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に在住の25歳から49歳までの、短大、高等専門学校卒以上の女性5155人のアンケート調査「女性とキャリアに関する調査」をもとに、キャリア形成や就業意識について分析したもの。キャリア形成に大学がどう支援できるかがテーマ。また就職氷河期1993-2005に就職した女性の調査が多くないこともこの調査を実施した理由。生年で言うと1962年から1986年生まれの人の調査。

    日本では国際的に見て高学歴女性の労働参加率が低く、就業率ではM字型を描くが、欧米諸国ではこのような傾向は見られない。この部分にメスを入れた。

    主な離職理由は「ほかの仕事がやりたかった」「仕事に希望が持てなかった」が多く、M字型就労の理由を探るには結婚出産時の意識ではなく、初職時の仕事内容を見る必要がある。

    この調査対象では大手企業に勤める割合は多いが、初職を継続しているのは15%、多くは転職をしその先は中小企業となる。また調査時25歳の者は35%が初職から非正規。学卒時に就業意識の高いものほど離職している。これは企業が女性は「結婚出産」でやめるだろうと考え、男性と同じやりがいの感じられる仕事を女性に与えていたいからだと考えられる(離職理由から) さらに、初職を辞めた女性はその後うまくキャリアを形成していない。

    若い女性の専業主婦願望が高いと言われるが、この調査では、結婚後は家庭に入り仕事をしないと考える女性は少ない。いったん退職して労働市場に戻ることを考えているが、現実には再就職の仕組みができていないため再就職できないでいる実態が分かった。

    第1章 M字型就労はなぜ形成されるのか
     育児休業制度は大企業では充実し、制度利用者の100%が復職する。問題はその女性たちの能力を十分に活用できていないこと、と企業の担当者は言う。また育児休業制度は企業に依存しており体力の無い中小企業では制度活用が難しい。全体では制度活用者は17%である。一方中小企業ほど女性管理職割合は高いが、労働時間も長くワークライフバランスはとりにくい。→独身者割合が高い。欧米諸国はかつてM字だったが女性の就労についての環境整備を行った結果台形型になった。

    第2章 初職継続の隘路
     正規で就業継続し結婚出産する女性は調査対象者の3%就労継続者は未婚率、子供無し率が高い。就業支援策はごく一部の人しか享受していない。

    第3章 就労意欲と断続するキャリア 初職離職と転職再就職行動
     女性の職業中断は、「第1子の妊娠出産」より「前」に存在する。「就労への意欲」があるがゆえにキャリアが積み重なってゆかない「逆説」がある。・・理想ばかり追いすぎ? そうそうおもしろい仕事ばかりがあるわけじゃあないが・・

    第4章 非正規女性たちのキャリアのゆくえ 
     非正規から正規へシフトできた層は専門技術を持っている、または身に付けた層が多い。企業でも非正規への訓練の機会はあるが、それで賃金がアップするわけでもない実態もある。

    第5章 専業主婦の再就職
     離職した専業主婦の80%は再就職を希望しているが、再就職に向け準備をしている人はごくわずか。再就職活動は孤独。再就職できた人は考えるよりまず行動し、意外な「縁」によって再就職できていた。

    第6章 小さい子供をもつ女性とキャリア
     女性の就業率の分岐点とされる末子年齢に着目。就業者は育児支援者がいる。

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    2015年08月16日
  • なぜ女性管理職は少ないのか 女性の昇進を妨げる要因を考える

    Posted by ブクログ

    女性活躍に関する書籍を最近複数読んでいるが、やや研究に寄った内容。
    なかでも、大学までのリーダー経験は男女差がないことなどなど、
    普段疑問に思う論点を、統計情報や過去研究に基づいて示しているあたり、価値が高い。

    ただ、個人的には最後のインタビューパートがやや上記特徴から外れて違和感だった。
    女性を「使う」と表現したり、お金を出せば頑張るみたいな持論は経営としてはもちろんありだけど、
    本書に載せるべきだったのか疑問。
    それにより、この本のスタンスが何なのかよくわからなくなった。

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    2025年10月19日
  • なぜ女性管理職は少ないのか 女性の昇進を妨げる要因を考える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ●女性が管理職にならない、なりたがらない理由
    ・男性に比べて自己効力感が低いと言われる(主体は自分、困難に直面した時に耐えら
    れるか)
    ・リーダー層が男性のイメージで捉えられている
    ・性別的役割分担、好意的性差別

    ●ジェンダーギャップが生じる理由
    個人内要因(キャリア意識、経験、ワークライフバランス等)、社会要因(社会意識)、組織要因(企業文化、機会、制度と運用、評価基準)が混ざり合う

    ●理想は対等なコミュニケーションで、性差を超えて、リーダーにふさわしい人が組織のトップに立つ社会

    ★所感
    ・リーダー層のイメージが男性のイメージである、というのは凄くわかるし、同時にそのイメージも個性を無視したバイアスなのだと感じた。
    ・性別的役割分担は徐々に解消されているように感じるものの、管理職の方を中心にまだ残っているように感じる。
    ・全体的に、データを用いた考察が多く目新しい情報や提言は少なかった。

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    2022年10月31日
  • なぜ女性管理職は少ないのか 女性の昇進を妨げる要因を考える

    Posted by ブクログ

    とにかくステレオタイプが脅威
    この価値観を変えていかないと本当の意味で女性が活躍することは難しいのではないか

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    2020年11月11日
  • なぜ女性は仕事を辞めるのか 5155人の軌跡から読み解く

    Posted by ブクログ

    主に高学歴の女性が対象のアンケートを基に、キャリア形成に関する様々な考察をしている。基本的に順番通りに読み進める前提のもので、前の章の内容も時折登場する。

    まず、高学歴女性が初職を辞めた理由は、「仕事上の理由」が上位に挙がっているというのが意外な結果だった。女性の退職理由として結婚や出産が大半と考えていたからだ。配偶者や周りの環境の影響よりは自分の意思で選んでいるようだ。

    また、初職を辞めた女性はその後上手くキャリアを形成できていないことから、初職でうまいこと安定して理想的な職場に就職出来ることが重要なようだ。

    ※一部読んでない箇所があるため齟齬がある可能性あり



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    2020年10月09日