本山裕輔のレビュー一覧
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投資としての読書
著:本山裕輔
ビジネス書は、お金さえ払えば、いついかなるときでも、イヤな顔ひとつせずに、悩みごとや相談ごとに答えてくれる。歴史上の偉人から、今をときめく有名経営者まで、誰にだって相談し放題である。
こうやって自分の好きなように働けていけるのは、試行錯誤の末「定時で帰るための読書」を「投資としての読書」へと昇華させ、本で得た学びを使い倒し、自分という資産を運用し続けたからである。
本書の構成は以下の4章から成る。
①費用で終わる読書、資産に変わる読書
②成果は読む前に決まっている「二刀流選書術」
③本の要点を一瞬でつかむ「ペライチ整理法」
④私の「資産本」コレクション
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Posted by ブクログ
時間関連の本ではあるが、隙間時間の活用方法に特化した書籍。
これだけ隙間時間の活用方法を説いた本は出会ったことはなかった。
中でも隙間時間の原因を
①急に発生した時間なのか(突発型)
②予測できた時間なのか(予測型)
③環境は集中できるのか
④ 〃 できないのか
の4つのパターンに絞った対応を示していて参考になった。
隙間時間を攻略するには、その時間の特性を理解した上で、予め具体的(2章のイフゼンルール)に何を実行するのか考えておくことが重要だとわかった。何も決めておかないと、時間の浪費に繋がってしまうからである。
4つのパターンから気付くことは、『集中ができない環境(場所 -
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ずっとモヤモヤしていたスキマ時間の使い方がジャストで解決しそうだと思って購入。
スキマ時間をうまく活用するためにはどうしたら良いか?
まずはスキマ時間と言っても、どういう類でできた時間か認識する必要がある。その種類によって最適な使い方も変わってくる。
具体的には突発的か予測できたか×集中しやすいか、集中しにくいかの四象限に分類する。
例えば、突発的にできた集中しやすい状況(1時間程度)であれば、未着手で難易度の高いタスクをやる。
こんな感じで分類ごとに適してるタスクが書かれているので後は普段からどういうタスクがあって、これはどういう類いのタスクかだけ分類しておけば後はやるだけ。
そ -
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忙しい毎日の中で、ふとした隙間時間の使い方で差がつくんだなと実感できる一冊。
仕事も家族もで手いっぱいだけど、この本を読んで、無理に時間を埋めるのではなく、ちょっとした中途半端な時間を「休憩」や「整理」にあてることの大切さを知った。具体的な対処法が多く、実践しやすいのもありがたい。急な予定変更や中断があっても、気持ちを切り替えて仕事や家事に戻る習慣がつくから、ついイライラしがちな日常が少し穏やかになった気がする。
目の前の時間の使い方を見直すだけで、生活に余裕と安心感が生まれる。日々の生活に追われる中でも、シンプルで心理的にも負担にならない時間術は、忙しい自分にもぴったりだった。これからも -
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元コンサルタントの著者が自身の経験から実践している読書術を紹介した一冊。
資産に変わる読書にするためにアウトプットしてからインプットすることやペライチで内容を整理する方法などいかに早く適切に本の内容を理解するかということを本書で学ぶことができました。
鍛えたいスキルを決めてからの本の選び方や書店の見極め方などの読書前の準備や高速回転並読や要点である問い・答え・根拠の3つをペライチにまとめる方法など自分の資産となる読書というものを知ることができました。
あと著者が資産本として紹介されている8冊についても解説されていてまた読んでみたいと興味が沸きました。
その中でも他人の言葉は必ず自分の言葉に -
Posted by ブクログ
◯問い
読書に費やした時間と費用をどうしたら自分の資産にできるか
◯答え
自分に足りないスキルを読書で補い、スキルで何かを継続的に生み出せるようにする
◯やること
・自分に足りないスキルの見つけ方は、先にアウトプットしてみて困った部分(できない、知らない)がないか洗い出す。
・読書で学んだことを忘れないようにするには、筆者の問いと答えとその根拠(なぜ、どうやって)の3つを箇条書きで要約していつでも見られるようにする。
・読書で学んだことを自分の言葉で話せるようにするには、本を読んだ後に問いを3つ立て、中身を見ないで答えを書く。これを要約とする。