植田知成のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
野口聡一さんがめちゃくちゃ聡明でめちゃくちゃ人格者で、めちゃくちゃ宇宙も地球も人間も愛してるんだなと感じた1冊。
宇宙は命の存在をゆるさないからこそ人間の命や生命活動は美しく、その人間が生きて創っていく地球は美しい。
地球にも人間にも絶望することばっかりだったけど。。。宇宙からみたら国と国に国境なんてなくって、海に森に大地に命が生きているこの星はすごいところなんだなと、私が人間として地球に今生きていることが少しだけ誇らしくなりました。
忙殺の12月すぎて心死にかけてたけど、宇宙からみたらそんな私の悩みも考えてることもちっぽけだなあと思ってにこにこできた!
お正月ゆっくりできた時に読めてよかっ -
Posted by ブクログ
野口さんの講演会に行ってきました(^_^)
以前にこの本を読んでとてもよかったので
野口さんにはとても親しみを感じていました
講演会の内容です
前半はJAXAに関する紹介と
以前に滞在したISSの様子をまとめたムービーでした
後半は、宇宙飛行士になるための資質について
知識があること、迅速に対応できること
異文化への対応など
その中にアウトリーチというのがあったんです
自分のやっている事を他にわかってもらう
つまり、説明責任って言うのかな
これらって、今の自分たちにも
当てはまることなんですよね
資質は、訓練によって得られるもの
予定通りに行かなかったときに
何があるか?違う視点を見つけ -
Posted by ブクログ
最近、コミックの宇宙兄弟にハマッたことがきっかけで宇宙関連の本を手にとるようになりました。
この本はわたしのような宇宙初心者には最適!だと思います。
1章はスペースシャトルやISS内のこと、宇宙での生活のことが詳しく書かれていて興味深かったです。2章は野口さんの簡単な自伝といった感じでした。
この著書で野口さんはしきりに、「近いうちに宇宙がもっと身近なものになる!」と書かれていましたが、わたしもそうなってくれたら本当に素晴らしいと思います。
自分が住んでいる地球をこの目で見られたら……一体どんな気持ちになるのか。
宇宙開発がより進めばいいなと思うと同時に、わたしもそれに貢献できたら…と -
Posted by ブクログ
宇宙から見ると、地上の「あたりまえ」が通用しなくなる。ぼくたちが、学校や住んでいる町で通用する常識や人間関係、それを守って生活する方が楽かもしれないけれど、ときには、ぼくを苦しめることもある。
そんなとき、外の世界に目を向けることで、救われることは、きっとある。それまでわからなかったすばらしさやかけがえのなさを、実感できたりする。
その外の世界の先にあるのが「宇宙」だ。
野口聡一さんの宇宙生活十五日間の体験。
宇宙での食事、遊び、電子ピアノ、死の世界に包まれた「生」など、心ゆさぶられることばかりだった。
なぜ宇宙に行くのか?
コロンビア号の事故のあと、その意味を真剣に考え、自分と向き合ったから -
Posted by ブクログ
宇宙飛行士の野口聡一さんが子供を対象に宇宙飛行士の仕事や意義、宇宙で感じたことなどを説明した本。
子供の時の経験が今の自分にどう生かされているかについても書かれているので、子供にもわかりやすいのではないかと思った。
新しくて全然知らない集団に一人で入って徐々に適応してその集団の中で自分のポジションを獲得するコツは、まずはよく見ること。そしてみんなが何に興味を持っているかのか、どんなやり方でやっているのか、集団の「暗黙知」を観察する。その次は、自分からアクションを起こしてグループに溶け込んでいくこと。それをしないと「傍観者」でおわる。
宇宙飛行士に必要な3つのこと
冷静であること
目の前の -
Posted by ブクログ
おもしろかった! 野口さんが宇宙飛行士になるまでの道のりや宇宙での生活の話はもちろんのこと、死と隣りあわせの場所から命の星を眺めた経験を「より多くの人に伝えていかなければならない」と思った野口さんの強い気持ちが行間からにじみ出るようで、一気に引き込まれてしまった。
子供向けにやさしい言葉で書かれているけど、実際に今も宇宙に滞在している人にしかわからない感覚や感情がたくさん詰めこまれていて、言葉に重みがある。ところどころにイラストがあって、スペースシャトルやISSなどの構造を理解する助けになった。そして、人類はわりと何でもできると思っていたけど、まだまだ未知の領域がたくさん残っているんだと