サイモンスカロウのレビュー一覧

  • ベルリンに堕ちる闇
    「ベルリンは晴れているか」繋がりでベルリンの本を探して買った本です。サイモン・スカロウはこの本以外なかなかないみたいですが、よく手にしたなと自分に感心しています。
    ナチスドイツ当時の歴史を逸脱せずミステリーを描いている。
    とてもおもしろい。
  • ベルリンに堕ちる闇
    面白かった!シェンケの「犯罪者どもが動かしている国で刑事である価値はなんだろう?」という一言がとても響いた。当時の空気感を伝えつつ、緊張感を持って読むことができた。
  • ベルリンに堕ちる闇
    1939年のドイツ、ナチス政権下での殺人事件を追う警部補シェンケが主人公。実在のハイドリヒやヒムラーの名も出て、否が応でも密告や陰謀渦巻くドイツの状況を想像してハラハラした。ミステリ的な感じはあまりしなかったが、サクッと楽しめた。
  • ベルリンに堕ちる闇
    1939年灯火管制のなか元女優で幹部の妻が殺害され捜査にあたる元レーシングドライバーのシェンケ警部補。ナチス政権と戦争の中にあるドイツの不穏な空気。ユダヤ人への差別。色々なところから圧力がかかりながら捜査を進めようとするシェンケだけれど進展しない。終盤に突然動き出すのが少し違和感があったけれどそれ以...続きを読む
  • ベルリンに堕ちる闇
    全体的には重苦しい雰囲気やけど、主役がなかなかの好漢の上に各々のキャラの描写は好印象。かなりいい線いってると思う。
  • ベルリンに堕ちる闇
    時代背景や主人公に興味を持って読んでいましたが、友人を紹介したあたりで、展開へのお膳立てと主人公への好感度が下がって、そのまま気持ちが萎えたまま読み終わってしまった印象です。
  • ベルリンに堕ちる闇
    ワイマール期からナチス期にかけてを時代背景とした推理小説は数多いが、やはり印象に残っているのはフィリップ・カーによるベルリン三部作だった。この本の作者も、やはりイギリス人。ちょっと期待して、頑張って最後まで読んだが、頑張って書いている漢字はあるものの、時代の空気感はうまく伝わって来ないところがある。...続きを読む