ヤンシィー・チュウのレビュー一覧
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なかなかおもしろかった!
ちょっとあやしげで薄暗いような、独特の雰囲気があって好きなタイプの物語だった。
登場人物の名前の一部に五常の字がはいっていて、それがキーになるところはなんとなく里見八犬伝を思い出した。個人的には途中から謎の行方よりもロマンスの方に夢中になってしまった。二人にはこれから幸...続きを読むPosted by ブクログ -
下巻の表紙に惹かれて購入。面白かった。ファンタジー要素、ミステリー要素、ロマンス要素がほどよく融合していて、飽きずに読める。世界観は突飛すぎることもなく、取っ付きやすい。個人的にジーリンとシンの関係性が好き。下巻も読む。Posted by ブクログ
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上下巻とも一気読みできた作品だった。
登場人物が多くて何度も確認しながら読みました。
ハラハラする展開あり、ドキドキ胸が高鳴る描写あり、と楽しめました。Posted by ブクログ -
英日翻訳学習中+東南アジアの文化に興味有+中国語とインドネシア語(マレー語に近い)学習経験有+ファンタジー好きの私には堪らない作品だった。
1930年代のマラヤ(現マレーシア)の歴史や風土をしっかり調べた上で書かれているようなので、旅行で行ったマレーシアや中国の風景も参考に思い出し、鮮やかにイメージ...続きを読むPosted by ブクログ -
仁義礼智信、の読み方が当然なんだけれども違って、いつも一つ思い出せなくってなんだっけ?と思いながら読みました。義がイーなんですねぇ。
という訳で、恋愛に鈍い系のヒロインの恋物語がメインだったらちょっと苦手だったかもしれないですが、話の軸は小瓶に入った指だったので。そこの軸からあまりずれなかったのが...続きを読むPosted by ブクログ -
すれ違い、それはドラマの基本。
当人達にとっては「すれ違ってる」なんてわからない。
読者以外に、現実では「空飛ぶ鳥」か「神様」ぐらいか……。
マレーシアに実在するイポーやパトゥ・ガジャという場所で繰り広げられる、不思議な出来事。
人々は、次々と起こる不審死を「人虎」のしわざとして恐れる。
一方で...続きを読むPosted by ブクログ -
Netflix でドラマを視聴後、この本を読みました。
ドラマとはかなり違うストーリーで、本の方がより内容が濃く、詳細に死者の世界が描かれています。
ストーリーとしては読みやすく、普通のYAファンタジーといった感じです。Posted by ブクログ -
一気読み。
上巻の終わりで期待したほどの事件はなかったけれど、
意外な犯人が出てきてファンタジーというよりミステリーの面白さ。
植民地時代のマレーシアの話、初めて読んだ。
別の作品もぜひ読みたい。Posted by ブクログ -
あまりマレーシアが舞台の物語を読んだこと、なかったかも。読み終わって、実際の距離感ってどんな感じなんだろう?とグーグルマップで調べてみましたが、あまりよくわかりませんでした… ま、少し前のお話だし、交通の便も大分変っているだろうから今と単純比較は出来ないだろうけど。Posted by ブクログ