バラク・オバマのレビュー一覧

  • 約束の地 大統領回顧録1 下
    いやに詳しくテンポが遅いと思ってたら、これは回顧録ⅠでⅡどころかⅢもあるに違いない。オバマ時代の世界史の総ざらえ、もちろんアメリカ側から見たということではあるが、オバマ元大統領はやりたくなかったことも、やりたくても出来なかったことも、気持ちのままに書いているようで、臨場感があって興味深い。
    終わりの...続きを読む
  • 約束の地 大統領回顧録1 上
    オバマの少年時代から大統領就任までの回顧録。
    敵対した勢力に対し、なるべく公平に良いところを見つけて批判する態度は人柄を忍ばせる。そういう彼にしても就任時の経済破綻の銀行の態度、身勝手なCEOへの苛立ちは読み手にも伝わる。
    家族への愛や周りの人々への感謝など、広い範囲の心の動きまで語って興味深かった...続きを読む
  • 約束の地 大統領回顧録1 上
    出生からコミニティオーガナイザー、イリノイ州下院選出馬から大統領選までの半生を、苦悩や葛藤を通して綴られている事に親近感を覚えると共に、別世界の人とはいえ、とても感銘を受けた。
    大統領就任後のエピソードについては内情がよく分かり、登場人物を調べながらの読み込みとなり、アメリカの政治事情や登場人物を知...続きを読む
  • 約束の地 大統領回顧録1 上
    上巻は青年時代から大統領就任、サブプライムローン問題までの回顧録。アメリカ大統領という世界でもっともリーダーシップを発揮しないといけないポジションであり、世界の課題を一手に引き受けなくてはならないポジション。その職位で日頃何を思考しどのような意思決定するのかが興味深かった。
    下巻でもその意思決定まで...続きを読む
  • 約束の地 大統領回顧録1 上
    大統領として判断、決断プロセスが見たかったが、前半は選挙戦のグダグダで期待はずれ。
    文書や言葉使いがまどろっこしいので無駄に長文といった印象。
    博学が悪い方向に向かってる
  • 約束の地 大統領回顧録1 上
    購入した本。
    読もうと思った理由は二つある。
    一つ目は、アメリカ経済を知る上で政治に関して無知ではいられないからだ。
    二つ目は、世界最高権力者であるアメリカ大統領のリーダーシップやその時々の考え方について知りたかったからだ。


    猟官制度は良いものだと感じた。大統領選挙に功労ある民間人が役人になる制...続きを読む
  • 約束の地 大統領回顧録1 下
    オバマ大統領の自伝の下巻。大統領になってから1期目終了前までについて書かれている。リーマンショック後の経済対策、アフガンでの対テロ戦争、中東問題、アラブの春など、様々な対応を迫られるのだが、根回しや決断の難しさをはじめ、常に共和党やメディアからの批判にさらされるなどの苦労が書かれていて、勉強になった...続きを読む
  • 約束の地 大統領回顧録1 上
    オバマ大統領の自伝。オバマ大統領の生い立ちと大統領になるまでの思いを知ることができた。また、アメリカの上院議員選挙、さらには大統領選挙の戦いについて詳細に書かれているが、選挙に勝つための努力と苦悩について知ることができた。家族についても紙面を割いて書かれているが、その思いも理解できた。素直な気持ちが...続きを読む
  • 約束の地 大統領回顧録1 下
    シーマンショック、オバマケア、ビンラディン暗殺等に関し、米政府の中で何が行われ、どう対処したのか、かなり具体的に書かれていて、非常に興味深い。共和党はオバマの時代に既にティーパーティー等の保守ポピュリストの党になっていて、政権運営が困難な状況に直面していたことが分かる。
  • 約束の地 大統領回顧録1 上
    訳あって“下巻”より、読みました。オバマ氏のことはミシェル婦人の本や映像で既に見知っている情報が多く、寧ろ、当時の副大統領で現在の大統領について、衝撃の悲劇から同情すると共に、多くを経験されたからこその人物が米国の未来を担うことに希望と期待が持てると感じました