河野克俊のレビュー一覧

  • リーダー3つの条件 世界でリーダーシップを発揮した安倍総理に学ぶ
    私の信頼するジャーナリストと前自衛隊トップとの対談本。
    全編に日本国への憂いと想いがほとばしってた心熱い内容であった。
    豊富な知識と情報を感じさせるそのお二人の対談内容は必読に充分値する。特に河野氏の多岐に渡る知識には改めて感嘆を感じさらに尊敬の念を抱いた。
    1人でも多くの国民に読んで欲しい良書
  • 統合幕僚長 我がリーダーの心得
    第二次北朝鮮核危機の間、定年を延長されて統合幕僚長を4年6ヶ月にわたって務められた河野前統合幕僚長の自伝。
    また、なだしお事故、あたご事故、おおすみ事故についても、その時々の海上自衛隊の対応の変化について、自らの職務として関わっている。
    中国による火器管制レーダー照射事件、韓国による軍艦旗拒否事件、...続きを読む
  • 統合幕僚長 我がリーダーの心得
    私が小学生に戻れたら読書感想文を書きたい本。
    自衛隊の統合幕僚長を4年半務められた河野克俊の自伝書。9.11、北朝鮮のミサイル、東日本大震災、イージス艦事故などのインシデントを事例に、ご自身の決断、対応、危機管理をどう改善してきたのか書かれている。
    日本の自衛システムに関する理解を深められるのに加え...続きを読む
  • 統合幕僚長 我がリーダーの心得
    〇学んだこと
    1.自分の力ではどうしようもないことは確かにある。しかし、諦めず前向きに進めば道は開ける。
    2.米軍では、将官の多くが修士・博士号を取得。
    ⇒視野を広げる・見識を深めるためにも、人材を囲い込まず、組織外に出向させるこことは重要。
    3.米軍のダメージアプローチの考え方(最悪から0に向かう...続きを読む
  • 統合幕僚長 我がリーダーの心得
    リーダーの心得だけでなく、ここ30年ほどの海上自衛隊の歴史のような感じで、様々なビッグイベントについて自身の関わりについて述べている。裏話的な実際も。その中で著者の海上武人としての気概が感じられ、時に涙腺が緩むこともあるほど、不思議な感動があった。
  • 統合幕僚長 我がリーダーの心得
     とても読みやすく、解りやすい内容でした。中国、ロシア、北朝鮮という核を保有する専制国家に取り囲まれている日本の防衛、自衛隊の役割、国民の理解とサポートが大切ですね。台湾有事は日本の有事。現在、世界には3つのホットスポットが: ウクライナ、中東、台湾。
  • リーダー3つの条件 世界でリーダーシップを発揮した安倍総理に学ぶ
    門田氏の著書はほぼ読んでいるので新鮮味はなかったし、故安倍元総理の持ち上げすぎは話半分で読んだが、前統合幕僚長・河野氏の言説はほぼ初めてだったので、制服組トップの考え方に接することができたのは良かった。
  • リーダー3つの条件 世界でリーダーシップを発揮した安倍総理に学ぶ
    リーダーの3つの条件は、「目標を明確に示す」「その目標を達成する強い意志を持つ」「結果に対して責任を取る」。

    杉原千畝より早い時期にユダヤ人を助けたり、
    ポツダム宣言受諾後に占守島にソ連軍が侵攻してきた時に「敵を撃滅すべし」という相当な勇気が必要な命令を出し北海道を守った樋口季一郎中将。
    終戦後も...続きを読む
  • 統合幕僚長 我がリーダーの心得
    コミュニケーションの上手な人だったのだなということが文章から伝わってくる。河野氏のリーダー論として、①目標を明確に示す、②目標達成の強い意志を持つ、③結果に対して責任を取るということ。90年代に艦艇の空母化について米側から中国を刺激するとの反応があったというエピソードは隔世の感があり興味深い。
  • 統合幕僚長 我がリーダーの心得
    前統合幕僚長 河野克俊氏の自伝。河野氏が歩んでこられた経歴と考え方が、よくわかった。興味深い。

    「(木村昌福(まさとみ)中将)木村中将は海軍兵学校を出ているが、卒業成績は118人中107番で、海軍省や軍令部での勤務はなく、ほとんど第一線で勤務した生粋の船乗りだ」p10
    「(自衛隊派遣に反対する人...続きを読む
  • リーダー3つの条件 世界でリーダーシップを発揮した安倍総理に学ぶ
    時代なのかリーダーもぬるま湯にいるのかもしれません。
    こういった昭和の視線での本を読むと改めて新鮮な気持ちになります。
  • 統合幕僚長 我がリーダーの心得
    自衛隊の内部や裏側を少しでも知ることが出来て大変参考になった。平和がベストで戦争体験者は絶対に戦争の過ちは繰り返したくないと強く願っていると思うと同時にそのために全てが対話で解決出来ないかもしれない場合の備えというものは必要に思う。