小野木学のレビュー一覧

  • かたあしだちょうのエルフ

    保育所時代に演劇を、、

    30年以上前ですが、当時保育所で
    劇をしたのを今でも覚えています。
    幼馴染とはそんな話は全然しませんが、
    私の中ではとても大切なお話です。
    先生に読んでもらった5歳当時は、悲しい気持ちになったことを誰に言うわけでもなく、ただ、その感情を持て余していました。けれども悲しいという言葉の意味を理解したのはこの話だったような気もします。
    大人になって読んでも、やっぱり同じ気持ちになりますが、全然違う視点を持てるようになっている自分がいます。ぜひ、お子さんに読んであげて沢山感情の引き出しを作ってあげて欲しいです。

    #感動する

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    2024年10月12日
  • かたあしだちょうのエルフ

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     大人でも、子供でも、読んで欲しい本当に読んで欲しい一冊。
     私の心の中にいつもある一冊。
     勇敢に仲間を助け、傷を負ってしまうエルフ。最初は仲間たちがエルフを見舞い助けるが、やがて仲間は来なくなり、エルフは何日も立ち続け……
     やがて、エルフが立っていた場所に一本の木が。その木は皆を癒やす木陰となる。
     厚意が厚意としてとられなかったり、自分の保身の為に言いたい事に口をつぐんでしまったり。
     でも、変えていこうといつも思う。せっかく生きてるし、変えるチャンスはいつもあるんだ。そして勇気も持ち合わせてるんだ。自分の気持ちが納得する生き方が出来た、その瞬間に幸せを感じる。

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    2023年08月30日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    ネタバレ

    読んだ当時(小学低学年)幼いながらに、自己を犠牲にしてでも他を利する行動の尊さを感じた(カッコいいと思った)素晴らしい絵本。

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    2023年04月09日
  • しらさぎちょうじゃ

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    毎日、ねてばかりいた怠け者のジラーが、白いサギを飼い始めました。そして長者の屋敷に忍びこみ……。

    自然にゆったり読める、読みやすい文章でした。昔話っぽいのですが、古めかしい言葉が出てきて困惑するようなこともなくて、おはなしに自然と集中できました。
    おはなしも好き。
    表紙のジラーが、いかにもダラダラ~、のらくら~としてそうで良い表紙だなあ。根は善人そうだし、阿呆なだけではない何かを持ってそうな顔をしているし。実写化するなら大泉洋さんでどうでしょう。

    沖縄の話だそうで、紅型の背景と、力強い筆の線で描かれた人物などが、遠い琉球の世界に誘ってくれました。
    ジラーが、知略でオトヅルと結婚してもひかな

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    2022年02月28日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    エルフは強くて、子供好きなやさしいダチョウ。
    ある日、子供を守ってけがをする。
    自然界は厳しい、役に立たなくなったエルフは忘れ去られていく。
    涙がポトリと足下の砂に・・・。
    子供たちの遊ぶこえを聞くことだけがなぐさめになっている。
    最後は・・・・。
    無償の愛ってこういうことなのかな。
    エルフは最後報われたのだと私はおもう。
    これで、いつまでも、
    子供たちといっしょにいられるね。

    絵(版画)が想像をかき立てる。
    エルフの幸せ。
    強さ。
    寂しさ。
    ライオン、黒豹の怖さ。戦い!。
    版画に圧倒される。

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    2021年02月11日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    読んだ後涙が出ました。これが大人の本来あるべき姿だと思いました。なのに今朝一番のニュースが川崎市で起きた通り魔事件。たくさんのこどもたちが被害にあったそうです。 * * 先程重体の女児が命を失ったとのこと。さっきとは違う涙が出ました。

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    2019年05月28日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    小学校のころに教科書で読み、印象に残っている物語。黒を基調とした絵が想像力をかき立てます。片足になり、ひとり立ち尽くしたままの日々…切ないです。いま読んでも、胸に迫ります。

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    2017年11月11日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    昔から知っていたけど読む機会を逸していた本。
    小学生の時に課題図書になっていた記憶もあるけど、一度も課題図書で読書感想文を書いたことがなかったから。
    ヒーローが活躍するのは良いがみんなを守ろうとした結果で大きな怪我をし、さらにその守った者たちから忘れられたり、辛いばかりの物語。
    最後も報われたんだか違うんだか、いいのかこれで、っていう思いが残った。
    『スーホの白い馬』みたいに泣けた。

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    2016年02月16日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    みんなの人気者だった「エルフ」
    子どもたちを助けるために、片足を失いました。
    初めは、世話をしてくれた仲間たちも、徐々に遠のき、
    辛く、厳しい毎日を送ります。
    みんなの冷たさにがっかりしますが、これが自然界の現実でしょうか。
    最後は、また子どもたちを助けるため、自ら犠牲になるエルフ。
    すでに死にそうだったエルフにとっては、いい最期だったでしょう。

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    2014年07月11日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    初めてこの話を聞いたとき、エルフの運命がかわいそうに思えて泣いてしまいました。ほんとうの優しさはなんなのか、エルフは幸せだったのか。読むたびに考えさせられる、深い絵本です。

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    2014年02月25日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    勇敢なだちょうエルフのお話。弱って、周りから忘れられてもなお、子供たちを守るために戦うエルフの姿に感動する。おのきがくさんの力強い版画絵も印象的。
    (読んだ時期:6歳)

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    2013年03月12日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    エルフは若くて強くて素晴らしく大きな雄のだちょうです。エルフはとても子どもが好きでした。ある日子どもたちを狙ってやってきたライオンと闘ったエルフは片足を失ってしまいました。今まで長い足で自由に動けていたのが、一日にいくらも歩けなくなってしまいました。食べ物も満足に取れなくなったエルフのからだはかさかさに干からびてきました。
    絵が訴えるものが凄いです。教科書に載ってるのかな?子どもたちにも衝撃的なようで、エルフ知ってるーの声をよく聞きます。

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    2012年07月15日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    私が子どものころ好きだった絵本。記憶では鮮やかな動画だったのですが、久しぶりに開いてみると、版画の、ほとんど色のない絵本でした。すごい絵の力です。
    息子ももっともっと気に入ってくれるといいな。

    そして、子ども心に動画のように記憶される名本に、今出会っているのか聞いてみたいけど。まだ答えられないだろうな。
    絵本選ぶのがまた楽しくなってきました。

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    2012年06月27日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    これは深い。
    絵本の力ってすごいと
    改めて思わせてくれた本です。

    結局人間はだれも一人で、
    その孤独に耐えることが本当の強さなんだと思いました。

    そして、それでもなお誰かのために行動できることが
    本当の優しさだと思いました。

    これから先も、時々自分の人生を振り返るように
    この本を読みたいです。
    そして自分もエルフのように生きたい。

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    2012年03月24日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    保育園に通っていた時に出会った一冊。

    ライオンが怖くて、ドキドキしながら、
    何度も先生に読み聞かせてもらったな。

    エルフが優しくて、強くて、すごく好きだった。

    大人になって、自分用に購入した。

    やっぱりエルフは優しくて、強くて、すごく好き。

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    2011年07月04日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    決してとっつきやすい絵とは言えないのだけど子供のうちに知ってほしい、とても大切なことを教えてくれてます。友達を大切に思う心、弱いものを守ろうとする心。本当の勇気、心の強さとは。「友達」や「他人」を意識するようになる5~6歳くらいから(上はいくつでも!)の子に、ぜひ読んでほしいな~と思います。

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    2010年02月14日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    この絵本と出会ったのは、幼稚園の頃。
    他の絵本に比べ、ちょっと違った雰囲気が気になり、祖母に買ってもらいました。

    本を読むと絵はもちろんですが、内容も今までと違う異質な内容。
    当時の私はエルフを取り巻く動物たちの無情さに、とても腹が立ちました。
    しかし大人になった今、エルフの生き方を悲しいと思いつつも、なぜかその生き方に魅かれる自分もいる。
    お子様に読み聞かせるのもいいですが、大人にも読んでほしい絵本です。

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    2010年01月09日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    shibu
    小学校のとき、教科書で初めて読みました。

    実は「なんて暗くて悲しくて可愛そうな話なんだろう」と、子どものころはあまり好きではありませんでした。
    30年経って、ボランティアの読み聞かせグループ「音と絵本のお話会」の仲間から「この話をぜひやりたい!」といわれたとき、とても懐かしく本を開き、おどろきました。
    おのきがくさんの力強い版画の動物たちが、絵本の中のシンプルな景色を走り回っている!「かっこいい!最高!」

    なんとかして子どもたちに、このお話の力強さとかっこよさを伝えたい。そう思って、アフリカのサバンナ・ジャングルでお話を聞いている設定の演出を考えました。

    学校でお話会を開くと

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    2009年10月04日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    アフリカの草原、
    大きな木と 泉のまわりで、いつも動物たちは
    楽しく暮らしていました。
    その木と泉は むかし、こどもずきでやさしく勇敢な
    エルフというだちょうだったのです…。

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    2009年10月04日
  • かたあしだちょうのエルフ

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    119 かたあしだちょうのエルフ/おのきがく著 #読書

    「エルフありがとう」 

    10分もかからず読み終えるがとても温かい気持ちになれる
    絵本ってやっぱいいよね
    子どものために読んでいた絵本だけど自分に読んであげるのもいいなって思った
    誰かに読んでもらうともっと違う楽しみもありそうだ

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    2024年12月02日