PECOのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
同じ著者の「ニュータイプの時代」が面白かったので手にとった。ビジネスでの意思決定モデル、言い換えればその人が仕事をする上で何を得意としているか、その人のビジネスツールのモードを「サイエンス(理性・論理)」「クラフト(経験・知識)」「アート(感性・直感)」であるとし、サイエンス、クラフトだけでは複雑化した世界に対応しきれないということを指摘。アート的思考を取り入れた美意識としての「真(認識)」「善(倫理)」「美(審美)」がこれから大切だと説く。自分の場合に限るがこれを読んで理解したとしても、仕事で出世するとか収入がアップするわけではないがとても面白く読んだ。漫画の絵柄のタッチも好み。深く学ぶため
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Posted by ブクログ
私の価値観のトップに「美学」があるためまずこのタイトルに惹かれた。
そして私が苦手としている論理的に考えることが今後、超前提になりその先の美意識で物事が進んでいくことの重要性を理解した。
学びとなったのはBCGのようなコンサルタントには、今までは論理的に考えていく資質が求められていたが、そうすると人が変わってもたどり着く解は同じになるためロジカルに考える事は今後AIに置き換わっていく可能性もある。
では人間は何ができるのか…そのロジカルで考えた先にある説明のつかない「何となくこれが良い」と感じる感性というか美意識が非常に重要になってくる。
まずはそのベースとなるロジカルな思考を私は身に付 -
Posted by ブクログ
流行ったビジネス書はだいたい漫画版がでるので概要を把握しておくのに便利ですよね。
短く分かりやすくまとめられていて良かったです。
データ解析なんて誰でも出来てしまって(しかし重要ではある)、正しいだけのものはすぐに陳腐化してしまう。
何が当たるかわからない時代に何を武器にするのか。
Twitterで炎上する企業は、この本でいうところの真善美のどれかを見落としているのだろうなと思いました。
ただの言い掛かりみたいなものも多いですが。
消費者は機能や価格だけでなく、企業のイメージや商品にまつわるストーリー、その商品を使う自分のイメージまでひっくるめて判断しているので、美意識の欠けた商品は選ば -
Posted by ブクログ
活字が読めないビジネスマンのための『まんがでわかる』シリーズ。
活字が読めないビジネスマンなんて、正直その時点で終わってる感があるけど、そこはツッコんじゃダメ。世の中にはいろんな人がいていい。
今回はMBAを持たずに外資系コンサルとして活躍する山口周さんの著者から。
ビジネス書というのはストーリーがないため、基本的に読んでも忘れやすい。というか、実行しない限りは99%忘れる(笑)
まんがはストーリーがある。それだけでいい。
ストーリーがあれば人間の脳は忘れにくくなる。
はい。
という訳で、ポイントだけ最後に参考までに。
◆もはや、「正解」には大して意味がなくなった
◆それに変わ