呉永雅のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
めちゃくちゃいい。こういう本を待っていた。
著者ほどではないが、私も怠惰極まりないけど改善したいという気持ちがあったのでこの本の趣旨に合っていた。
ルーティンの持ち方やタスクの管理方法などよく言われているものが多いが、分かりやすく実践しやすい説明で書かれていた。
-1の理由としては、語り口調が軽いわりにえらそうで気に障った(多分人によるが、自分はこの手の語り口が嫌いなので)からである。
あと個人的に自分はアンチミニマリストなので、途中にミニマリストという単語が出て虫唾が走りそうになった。が、読み進めていくと、モノの絶対的な量にはこだわらないという話もあり結果的にはあまり悪印象は抱かなかった。 -
Posted by ブクログ
原題『사물에게 배웁니다』
地に足のついた慎ましい暮らしぶりを感じた。著者のインスタも本の印象そのままで、人に見せるためのおしゃれな生活じゃなくて自分のための日常、という感じがしてよかった。イラストがふくふくしていてかわいい。
“悲しいときでもおいしいものをおいしいと言うのが悲しく思える年齢になってきた”(p.95)
“食用油は切れると買うのに、オリーブオイルが切れても買わないことを。生理が来ると生理痛よりナプキンの心配をしていることを、果物は毎日食べた方がいいとわかっていても、食費を考えてまず諦めるのも果物だってことを。”(p.80) -
Posted by ブクログ
ネタバレ良い言葉もたくさんあった。もちろん、ポエムなので全く刺さらないものもたくさんあった。
「愛を、人生をテーマにした本を書くとしたらその雰囲気は桜が舞い散る春のようであるべきか、枯れ葉がカサカサと音を立てる秋のようであるべきか」
ということなので、全体的に胸焦がすような熱い恋がテーマというよりも、ほのかに切なくなるような恋やメッセージがテーマになっているように思う。それもあって、最後が失恋の章になっていると思う。
もっと胸を焦がすような恋愛の本かと思ったけど、日々の疲れてる人へのメッセージだったり、失恋の後のメッセージだったりが多い。最後も失恋で終わっていて、正直物足りない。
でも、自分の