福冨渉のレビュー一覧
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「絶縁」テーマのアンソロジー
訳者のあとがきにナイスフォロー大賞を捧ぐ
村田沙耶香、天才
と思いきや、芋づる式に天才現る
そして、しんがりのチョン・セラン
一気に世界が広がってしまったので、これからどうしようかと悩むPosted by ブクログ -
正直、難解なものも多く(特に燃える)、途中で断念しそうだったが、「穴の中には雪蓮花が咲いている」が素晴らしくて、読んでよかった〜と思った。チベットが中国なことも知らなかかった無知な私だが、ラシャムジャさんの他の作品も読んでみたいPosted by ブクログ
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アジアの作家たちの共作ということで読んだ作家だけをメモ。
村田沙耶香「無」
アルフィアン・サアット「妻」
韓麗珠「秘密警察」
ラシャムジャ「穴の中には雪蓮花が咲いている」
グエン・ゴック・トゥ「逃避」
チョン・セラン「絶縁」Posted by ブクログ -
絶縁をテーマに九つの話からなるアンソロジー。海外小説はどうも頭に入らず途中リタイア。残念。原文で読めれば違ってくるのかなぁ。でも村田沙耶香さんの「無」は読み応えあった。「完璧な無」に生きてる意味はあるのだろうか。でも「無」の生き方に憧れる気持ちもあるな。そういう境地に私はなりたい、気もする。Posted by ブクログ
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9人のアジアの作家による短編集
村田沙耶香の「無」や郝景芳の「ポジティブレンガ」は社会の薄気味悪さを感じ、チョンセランの「絶縁」はやり切れない男社会の蛮行に傷つきながらも少し光がさしているように思った。どの作品も(そうで無いような作品もあるが)暗い現実の先に、何らかの希望が垣間見えるのが救いだ。Posted by ブクログ -
村田沙耶香さんの作品が読みたくて手に取ったのですがこの本を手に取らなければ一生縁がなかったなと思う素敵な作家さんがたくさんいて、そのお国柄が出ててとても面白かったですPosted by ブクログ