土合朋宏のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ製品を変えずにどのように売るべきか考える
製品・サービスそのものを変えない限り、新たな便益や差別てんは訴求できないというのは、マーケティング担当者の言い訳であり、怠慢。
例えば「令和最初の乾杯」というキャンペーンを打ち出したサントリー
「2分でも、うまい」カップヌードル
・今使っていない人の話を一生懸命聞く。ただし買っていない、使っていない理由を聞き出すのではない。それはインタビューしてもまず出てきません。「なんとなく買っていない」「なんとなく使っていない」という場合がほとんど。
・新商品発売時にテスト販売などせずに、可能性がありそうと判断したらいきなり小ロットで製造して、ミニマムスケールの消 -
Posted by ブクログ
マーケティングの基本になる概念や事例がふんだんに盛り込まれていた。
マーケティングに関する書籍は今までにも読んできていたので、良い復習にもなった(例:9セグマップ)
また、製品戦略(供給側の視点)→消費者コミュニケーション(消費者側の視点)という章立ても、マーケティングに関して再整理する上で有用だった。
以下が具体で改めて学びになったことの例。
・価格設定の目的は単に価格を決めることではなく「お得感を出すこと」
・広告には「戦略的思考」と「クリエイティブジャンプ」の双方が必要
・代理店からはクリエイティブブリーフ(要請書)に沿ったオンブリーフの提案と、そうではないオフブリーフの提案を同時にも -
Posted by ブクログ
この先20年後も同様に言えるんだろうな、というマーケティング基礎論的な前半と、足立・土合両氏の経験からの今最新のメディア論の後半。
第4章と第16章が矛盾して見えるんだけど、第4章の場合は自社の外も含めた消費者データで、第16章は自社のみのデータということだな?
昔、地方で広報担当者やってたときの方法論が正解だったのはやっぱり嬉しいし、クリエイティブチームとの付き合い方とかも首肯しっぱなし。
やたら映画事例(映画のマーケティングやってる人なんて限られてるよ…)多いな?と思ったら土合氏がワーナーブラザーズジャパンのCMOなのね?この人がゲームオブスローンズを日本で広めなかった戦犯ね?GOT