かめおか子ども新聞のレビュー一覧
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子どもだと思って甘く見てはいけない。
大人のしょうもない、だけど世の中の大人みんなが一度は頭をよぎったことあるような問題を質問として子どもに投げかけたら…どの質問にもすごい回答が返ってきます。
大人なら、こんな質問されたら、オブラートに包んで、遠回しに質問者が傷つかないように…などとあれこれ考えながら回答を出すだろうに、子どもって正直ですよね。どストレートな回答です。
そしてその回答がどれも秀逸としか言いようがない。
思わず笑っちゃう回答も。
子どもって見ていないようで、実は色んなことを観察して気づいているんだな、と感じました。
実際に子どもたちが取材して作っている地域の新聞の人気コー -
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大人の質問に、子どもが答える。
いわゆる、“子供電話相談室”の逆 ver.!!
サクサク読めて、1時間もかからず読み終わった。
1番グッときたのは、
Q. 恋と愛の違いは何ですか?
A. 恋は短い。愛は長い。
「つかの間の恋」「永遠の愛」って言うでしょ?
深い…深いです先生…
大人の質問は鬼共感やし、
子どもの回答は笑えるのもあればグサッとくるものも…
子育て世代になったら購入して持っておきたい1冊。
ヨシタケさんの挿絵とコメントも最高にかわいいし、
下にちょこっと載ってる“つぶやき”も可愛い。
「セ・リーグとパ・リーグって、セントラルリーグとパントラルリーグやと思ってた」とかwww -
Posted by ブクログ
ネタバレヨシタケシンスケさんのイラストで、興味を持った。大人の疑問に子供が答える本。
かめおか子供新聞の記者はうちの子より大きいと思うけど、こんなにいろいろ返してくるのか。関東住まいの私には、大人の質問に対するを「子供の発想+ 関西弁のノリが良さ=なんでそんな悩んでんねーん!」と元気にはね返してくれていて、ポジティブなヨシタケさんのイラストとよくマッチしている。
大人になってもまだわからないことだらけです…まえがきとあとがきが面白いし、よく考えさせられた。
試しに、本の質問を我が子に聞いてみた。
「「幸せ」ってなんですか。わからなくなりました。」
8歳の娘の答え→やりたいって思うことができること。 -
Posted by ブクログ
大人の悩みに子ども達が答える相談室。実際に発行されているかめおか子ども新聞の相談コーナーを集めたものだそうです。オブラートに包んだりしないでズバリと本音を言ってるところが多くて、しかもよく言った!という名答が多くて面白かったです。そうそう、大人は子どものことを自分たちの都合のいいようにコントロールしようとし過ぎですよね。それとか、やろうと思ってたことをやれと言われるとムカッときちゃいますよね。私はお姑さんにあれしろこれしろ命令形で言われるのが嫌なので、大人だけどよく分かります。なので子供にはあまり命令形で物を言わないよう気をつけてますよ。
世の悩める大人の皆さん、息抜きがてら一度読んでみてはい -
Posted by ブクログ
大人になって、ハッキリした言い方は避けるようになった。心の中では絶対そう!て思っていても「〜かもしれない」と言ったり、人に何かお願いするときもへりくだったり回りくどかったり、そんな言い方をするようになった。
なので子供たちの回答を見ていて、ど直球さやたまーにある適当さ、忖度が全くないところが、なんだか気が抜けてクスッと笑えた。回答も面白いし、納得できるところがあった。
大人になっても悩むことはたくさんある。大人が子どもに相談することは私の周りでは少なく、大人の悩みは大人同士で相談し解決するものだと、なんとなく思っていた。
でもこの本を読んでみて、子どもに相談するのも新鮮で面白いなあ〜と思った